ETFとは、使い方の一つ

長島武

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テーマ:投資

配当利回りもPERやPBRも言葉の意味は理解しているが、「じゃ、何、」どの銘柄(会社の株式)を買うといいのだろうか、なかなか決めれませんよね。
ETFは、「どの銘柄に投資したらいいのかわからない」「銘柄の選び方がわからない」、そのような方は、まずは、ETFの投資を検討してみてもいいのではないかと思います。
いくつか配当利回りの点に絞ったETFをいくつか比較します。
銘柄コード  名前        12月8日株価   信託報酬
1399 上場インデックスF MSCI      1950  0.35%
     日本株高配当低ボラティリティ 分配金利回り 2.66%

1478 Iシェアーズ     MSCI      3110  0.19%
ジァパン高配当利回りETF    分配金利回り 2.17%     

1489 NEXT FUNDS 日経平均高配当    57170 0.28%
     50指数連動型上場投信     分配金利回り 3.62%

1494 ONE ETF 高配当日本株       26530 0.28%
                     分配金利回り 2.94%
まだほかにもあります。ETF(上場投資信託)は、株式と同様に証券取引所に上場している投資信託です。複数の投資家から集めた資金を運用会社が投資をおこない、その収益を投資家に分配します。1399は、10口単位です。1478・1489・1494は1口単位です。銘柄によって、申し込み単位口数が違います。又、信託報酬も違います。単価も、そして現在の分配金利回りも、まちまちです。
私たちは「上場」という言葉をよく使いますが、ここでいう「上場」は取引所で売買されている時間は、株式と同様に値段が動いており、お客様自身で買い単価も売り単価も決める事ができると考えてください。
一般的な投資信託は、ブラインド方式と言って、当日の値段がわからない状況で、買いや売りの注文の申し込みを行います。例えば、Aの投資信託の値段が(前日分発表で単価9800円)、当日の午前中で日経平均株価が+300円なので、利益確保と思い、売り注文をだします。当日の終値は、午後から悪材料がでて、日経平均株価は-200円で終わり、売却単価は9700円に下がっていて、利益幅が全然違ってしまった。時には、+と思っていたのが、-になってしまった。このような事例は良くあります。ETFは、「上場」してますから、今の値段を見て、売り買いを判断できるのです。又、株と同様に指値(お客様自身で値段を指定できる)もできるんです。
配当利回りETFは一例ですが、低PBRやPBR1倍割れの企業のETFもあります。業種別ETFや人材開発ETF、企業価値ETF,女性活躍指数ETF,ジァパンESGsセレクトETFなどお客様自身でテーマを選んで、信託報酬等考えて、銘柄選定するのも、分散投資ですので、個別銘柄に投資するよりは、リスク軽減ですよね。専門家が、お客様に代わって銘柄等調べて、組み入れてくれるので、その点、銘柄を選べない、銘柄選定など迷う方には、ETFは、有効な投資商品だとおもいますね。迷わない方でも、このテーマの株式のETFは、購入しておきたいと思う方も十分、投資商品として魅力あると思います。

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長島武
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長島武(ファイナンシャル・プランナー)

長島FP事務所

ブラックマンデー、リーマン・ショックなど経験して資産運用の怖さも十分に熟知。お客さまに合う商品を案内できる金融機関に属さない独立系FPとして、資産運用のアドバイスや退職金や年金分野を得意としてます。

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