国民年金保険料の月次納付率 83% 厚生労働省発表
新NISAも始まるし、始めて株式を買ってみようと思うが、どの会社の株を買えばいいのか、何を見て買い時とか、売り時など判断するのか、「わからんない」「めんどくさい」と言われるお客様もいらっしゃいます。本当にその通りですよね。正解などなく、わかりにくいものです。
私が新人の時、香川県の支店に配属されていた時の話ですが、呉服屋のご主人がお客様になってくれました。バブル全盛時代です。ウオーターフロント関連、土地持ち企業、建設株、証券株、鉄鋼株、低位株など、証券市場でテーマこそ変わりながら、上げ相場が続いていました。私がテーマの会社の株式を何度すすめても決して購入されないお客様でした。薬品会社の株式だけを購入されるのです。薬品株というのは、当時からディフェンシブ銘柄と呼ばれ、他の業種よりも動きが地味でした。一回聞いたことあるんですが、呉服屋のご主人は、ご自身が体が弱いから、株式投資をするのだったら、自分のお金は、病気の研究をしていて、何かいい薬を開発してくれる会社に投資したいと言われていました。今は、デイトレーダーみたいに一日の中で売り買いする人も、コンピューターやAIを活用してプログラム売買する法人もいて、銘柄選択の基準もバラバラですが、初めて株式投資をする方は、呉服屋のご主人みたいに、夢を持って、将来の社会の役に立つため真剣に取り組んでいる会社に、投資するという方法もあるんではないでしょうか。他にも、投資基準を設ければいくつもあると思いますが、まず、第一は、世の中に役立つ、存在する価値がある会社、そして応援したい会社となるんではないかと思います。今の時代、新聞、テレビ、ラジオ、でチラシ・広告、見落としがちですが、ヒントは目白押しです。今日の11月30日の日経新聞の広告に「未来生活どう描く」と大阪・関西万博で紹介される先端技術が載っていました。いくつか列挙します。
・ぺロブスカイト型太陽電池・・体育館や工場の屋根やビルに補強工事なしで設置できる太陽光電池 重さ10分の1になり、電力に変換することができる
・波の力でモーター発電
・人間洗濯機・・座るだけで体の汚れを洗い流す。介護浴槽等
・IPSで心筋シート・・重症心不全患者に対して心機能改善
・病気リスクを涙、髪の毛で検査
勿論、上場してない会社もあると思いますし、上場していても業績は考慮する必要あると思いますが、選ぶ際の一つの選択肢として考えていいのではないでしょうか。
次は、PERとPBRを説明していきます。