外壁・屋根塗装には遮熱効果があるって本当?
外壁塗装工事は、塗布されている塗料の種類や劣化の状況によって
外壁塗装工事は、塗布されている塗料の種類や劣化の状況によっても異なりますが、通常は10~20年に1度は行う必要があります。
外壁塗装は大掛かりな工事となるため、料金もそれなりのものになりますので、重要なポイントは塗装業者選びに失敗しないことです。「料金が安かったから」「工期が短かったから」といった理由だけで選択してしまうと、後になって思わぬトラブルに発展してしまうこともあります。
信頼できる外壁塗装業者を見極めるためには、どこに注意すればよいのかについてご説明します。
塗装業者選びに失敗すると思わぬトラブルも
外壁塗装工事にかかる料金は使う塗料や家の大きさによって異なりますが、30坪で70万円前後というのがおおよその相場となっています。決して安い工事ではないため、できれば少しでも安く済ませたいと思うのも無理はありません。
しかし料金だけで塗装業者を選択することは避けたほうがよいでしょう。それには次のような理由があります。
【手抜き工事をされてしまい、再塗装が必要になってしまう】
塗装料金が安いということは必ず、どこかでコストを落としているということです。特に塗装を依頼した業者が元請けとなり、別の塗装業者に工事を発注した場合はそのリスクが高まります。
実際に工事をする業者は利益を出すために見積もりとは違う安い塗料を使う、3回塗りをするところを1回で済ませてしまうといった手抜きをせざるをえなくなります。
その結果、すぐに塗装がはがれ落ちてしまい再塗装が必要になり「かえって料金がかかってしまった」という結果になる可能性があります。
【見積もりで出た料金と実際の料金が大きく異なる】
見積もりで出された料金が安かったため依頼したが、実際の工事に入ったら次々と追加料金が発生し、気がついたらかなりの高額になっていたというトラブルも少なくありません。
こうしたことが起きる最大の原因は、見積書に細かい料金が記載されていないことです。
安いというだけで見積書を細かくチェックせずに依頼してしまうと、後になってトラブルになる可能性が高まります。そういった意味でも、料金の安さだけで業者を選択しないことが重要なポイントになるといえます。
塗装業者選びに失敗しないためのポイントは?
料金だけで選択することでトラブルが起きる確率が上がるのであれば、何を基準に選択すればよいのか。ここではその具体的な方法についてご説明します。
【外壁塗装の料金相場に近い見積書を出してくれるかどうか】
外壁塗装の料金は業者によって大きく異なります。依頼する側としてはもちろん安いほうがいいですが、前述したように料金が安過ぎるのは後々になってトラブルに発展するリスクも高まります。
しかし高ければよいというわけでもないため、複数の業者で相見積もりを行い、一般的な相場に近い業者を選択すると失敗するリスクを軽減できます。
ただし、料金だけではなく見積もり内容のチェックも忘れずに行ってください。また最初に高額な見積もりを出して、後から数十万円の割引をする業者も要注意です。
【現状のチェックをしっかりとやってくれるかどうか】
図面だけで見積書を作成する業者はもってのほかですが、チェックするのが営業社員であったり、塗装を行う職人であったりする業者も避けたほうがよいでしょう。
現状の住宅チェックは、外壁塗装を行ううえでもっとも重要だといっても過言ではありません。必ず専門の知識を持ったプロがチェックを行う業者を選択するようにしてください。
【製品・工事保証書を出してくれるかどうか】
塗装業者のなかには、高い料金で手抜き工事をして保証もしない業者も存在します。そのため、工事を行う前に製品保証と工事保証を口頭だけではなく、書面で出してくれるかを確認し、書面では出せないという業者は選択肢から外したほうがよいでしょう。
アフターフォローがしっかりとしていない業者に依頼をするのは、トラブルのもとになります。
良い塗装業者を選ぶためにはしっかりと情報収集を
信頼できる良い塗装業者を選択する方法についてご説明しました。しかし普段、塗装業者とかかわることはあまりないため、複数の業者を探すことも簡単ではないでしょう。
そこで、複数の選択肢を持つための情報収集の方法についてご紹介します。
【知り合いや近隣の住民に聞く】
外壁塗装に限らず、良い業者を選択する最も効率的な方法は、知り合いや近隣住民の評判を参考にすることです。
実際に外壁塗装を経験したなかで、料金や対応、仕上がりがどうであったかを聞くことが良い業者と悪い業者を見極めるポイントになります。
【インターネットを使う】
最近は近隣の住民であっても、あいさつぐらいしか付き合いがないケースも少なくありません。そこでおすすめしたいのがインターネットを使う方法です。SNSやブログ、口コミサイト、検索を使うことで幅広い情報収集が可能になります。
今回ご紹介した方法を参考に、事前の情報収集を怠らず、後悔のない業者選びを行ってください。