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コラム

耐震性には間取りも影響!?昔の家が地震に弱い理由

2017年9月18日

耐震性は、間取りも大きく影響してきます。特に古い家の間取りは地震に弱い傾向があります。

現在の建築基準法で定められた、地震に強い家を作る耐力壁や自宅の耐震性を確認する方法をご紹介します。

昔の家によくある間取り

古い家の間取りに多いのは、田の字に例えられる四つの部屋で構成される間取りです。北東は食事やだんらんで使用する家族が集まる部屋で、東南は居間、南西は客間、北西は寝室に使われます。ふすまで仕切られているので、壁が少ないことが特長です。

炊事場(キッチン)は、田の字型の食事をする部屋の隣に位置する北東の角に配置されていることが多いです。

また、南側に縁側があって開口部が広く採られており、部屋を仕切るふすまを開けると、部屋が一続きの大きな空間になり、家の中全体に風を取りこむことができます。

地震の横揺れに強い耐力壁とは

耐震性を上げるには、耐力壁と呼ばれる壁を増やすことでその効果を上げることができます。

しかし、ただ耐力壁を増やしても意味はなく、壁のバランスが重要になってきます。昔の家は南側に縁側があり、大きな開口部を設けている家が多いのですが、家の壁が北側に集中している場合があります。壁のバランスが悪いと、地震や強風などの横からくる力に負けてしまいやすいのです。つまり、横からくる力を支える壁が必要なのです。

耐力壁とは建築基準法で壁倍率として規定され、使用される量が決まった筋交いや面材を使った壁のことです。

耐力壁は、屋根や外壁など垂直方向の荷重(建物にかかる建物自体の重さなど)と、地震や強風による水平方向の力に対抗して、建物を支えるように設計される構造的に重要な壁です。

自宅の耐震性を確認する方法

自宅の耐震性に全く心配がなければいいのですが、気になる場合は、まず自分で診断することができます。

国土交通省住宅局が監修した「誰でもできる我が家の耐震診断」では、建てた時期にはじまり、災害経歴や傷み具合、増築の経歴、平面の形状、大きな吹き抜けの有無、1階と2階の壁位置の関係、壁の配置バランス、屋根材、壁量、基礎の形状などの確認事項をチェックして、簡易的に耐震性能を確認できます。

自宅の耐震性に不安がある場合は、専門家へ相談してみましょう。市区町村や都道府県の建築行政担当部門に問い合わせると、耐震診断士の有資格者が訪れて耐震診断を行ってくれます。自治体によっては、耐震診断費用や耐震改修工事の補助制度を設けている場合もあります。

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