カラーリスト養成講座3日コース 入門編
トライカラーズの鈴木香加です。
今日は、資格試験に合格するコツについてお話します。
やりたいと思っていることのチャンスや、技術の安定した提供に、資格試験はつきものですよね。
プロフィールにあるように、私は美容師試験・AFT色彩検定1級に合格しています。
日本ヘアメイクアーティスト協会のS級(今のゴールドライセンス)試験は、当時受験者うちの数人の合格という難関でした。当時の審査員は、嶋田ちあき先生のほか、マキアなど美容雑誌の編集の方や美容関係のエキスパートの方々で、ただただ「すごいな~」という感想だった記憶です。
もともと私は、あまり試験の得意のタイプではありませんでした。
人事尽くして天命を待つ・・・力いっぱい閉じた門に体当たりしていたタイプです(笑)。そんな私を変えたのが、大学院時代の指導教授の納谷廣美先生です。いまや瑞宝重光章を受章されて恐れ多いのですが、当時も「受験の神様」と噂された先生です。
ここでは、資格試験に多いマークシートを使った選択問題について書きます。
まず、合格しているときのの感覚。
①自分の獲得した点数が、何点であるか計算できていること。
②合格ラインが何点~何点で、今回の試験は例年に比べて、難しい易しいが分かること。
③ ①②から、自分の合否が、だいたい確信できること。
自己採点なんてできるのって、昔の私なら言っています(苦笑)。
まずは、5年分くらいの過去問。試験の出題者の出した問題を解きます。
毎回必ず出る問題があります・・・これは、絶対に取る問題です。テキストにも、大事な部分としてマークしておきます。
その他もテキストに、何年の何問目とメモを入れておくとよいでしょう。読むときのメリハリになります。
何回か過去問を解いていると、同じところで得点し、同じところでミスしていることに気づくはずです。
ここは、勉強しても意味のないところです。
出来ているところは、時々確認して落とさないようにして、
何度やってもできないところは、切り捨て・または余った時間で解く問題にします。
次は、どちらかというといい感触・どちらかというと悪い感触です。
どちらかというといい感触の方は、何度も訓練すると確実に取れる問題に昇格しますので、勉強するところです。
その次に、どちらかというと悪い感触の問題は、いい感触へ持っていくか、何度やってもダメでしたら捨て問にします。
最終的には、「足して÷2」が得点数の目安になります。
自分の得点が計算できてきますね。
合格点・平均点の情報は、過去問にも書いてあると思いますが、
もしかしたら資格試験の予備校の方が優れているかもしれませんね。
両者を比較すれば、合格の目安が付きます。
ちなみに、わたしは記号で○・□・△・×とマークしていました。
○・・・確実に取れる問題
□・・・どちらかというといい感触の問題
△・・・どちらかというと悪い感触の問題
×・・・何度解いても、できない問題(捨て問)
試験問題の、整理整頓術ですね。
同じようなことをしている受験生は多いです。
色彩に関する検定も、選択問題です。
ご参考になれば幸いです。
ありがとうございます。