外壁塗装がすぐに錆びるのはケレン作業の手抜きが原因!?
多くの外壁塗装業者に見積もり依頼し、見積もり金額が極端に高い外壁塗装会社は避けたほうがいいでしょう。
逆に極端に低価格な見積もりは、見積もりにない工事を塗装業者が勝手に行い、追加費用が発生する場合がありますが支払う義務はまずありません。
ただ、事前に発見できなかった建物の不具合が発生し、追加工事が発生することは稀にあります。
キャンペーンと銘打って、格安で工事を行う塗装業者の中には、外壁の面積に制限を加えたり、屋根の塗装が行われなかったりします。
また塗料が選べず、耐久性の低い安い塗料が使われることもあり注意が必要です。
悪徳業者は、言葉巧みに追加工事を誘ってくることはよくありますので、調査診断書と仕様書を請求し、追加費用が発生するかどうかを確認してください。
追加費用が発生する外壁塗装のトラブルが発生する訳
外壁塗装で行われる工事の見積もりには、足場の設置、高圧洗浄、養生(飛散防止ネット、テープマスキングなど)、下地補修、外壁塗装(下塗り+ウレタン塗装2回)、屋根塗装(ケレン作業、高圧洗浄、錆止め、中塗り、上塗り)といった項目と金額が書かれていることが多いです。
初めて外壁塗装を依頼する場合、この金額の妥当性はわからないのが普通です。
悪徳業者は、そのことを十分理解しておりますので、多額な利益を上乗せした見積もりを提示してきます。
このような悪徳業者を見分ける方法は、多くの外壁塗装業者に見積もり依頼をすることです。
それぞれの見積もりを見比べることで、外壁塗装にかかる費用の相場が理解できるようになりますので、見積もり金額が極端に高い外壁塗装会社は避けるべきです。
低価格の見積もりは追加費用が発生するトラブルに
ただ、極端に低価格な見積もりであっても注意が必要で、追加費用が発生する可能性が高いです。
普通の外壁塗装業者であれば、追加工事が発生することはまずありません。トラブルを避けるため、見積もりに書かれた通りに行います。
ただ、見積もりの段階ではわからない問題で追加工事が発生する場合には、施主に相談があり、勝手に追加工事をすることはありません。
悪徳業者の場合、見積もりの段階では安い金額で提示して追加工事を勝手に行い、費用を請求してきます。
見積もりにない工事を勝手に行われているわけですから、支払う義務はありませんので拒否する権利はあります。
トラブル発生の可能性がある低価格の見積もりは、注意が必要です。
キャンペーンで追加費用や工事内容のトラブル
キャンペーンと銘打って、格安価格で工事を行う塗装業者がいます。
初めて外壁塗装を依頼する場合、見積もりで工事がどの程度行われるか理解できなくても当然です。
悪徳業者はそのことを十分理解しておりますので、キャンペーン内容で、例えば、外壁の面積に制限を加え、制限を超えた外壁だった場合、後から追加料金を請求してきます。
また、キャンペーンでは屋根の塗装をあえて削除してしまう場合もあります。
さらに、キャンペーンでは塗料を選べず、安い塗料が使われてしまうこともあります。
シリコン塗料に比べ、ウレタンやアクリル塗料は耐久性が低く安いため、キャンペーンでウレタンやアクリル塗料を使う業者があります。
キャンペーンではこのようなトラブルが発生する可能性があるので、見積もりをしっかり確認してください。
トラブルとはいえない追加工事による追加費用の発生
一般的な塗装業者が行う外壁塗装が行なう工事であっても、ときどき追加工事が発生してしまうことがあります。
塗装業者に外壁塗装を依頼すると、施主と外壁塗装業者との間で打ち合わせ、現地調査、見積りの提示などを経て実際に外壁塗装を行います。
打ち合わせ、現地調査、見積りの提示の過程で、発見できなかった建物の不具合が発生する場合が稀にあります。
例えば、見た目には不具合がないベランダの床や手すりでも、工事がはじまったら床が抜けたり、手すりがグラついたりすることもあります。
このような状態では安全に作業はできませんので、ベランダの修繕工事と再塗装が必要となります。
このような不具合での追加費用の発生は稀ですが、可能性はあります。
悪徳業者による追加費が発生するトラブル
悪徳業者が、言葉巧みに追加工事を誘ってくることはよくあります。
例えば「見積もりにないですが、この工事をやっておけば安心です」とか、「オプションの工事を行うと安心です」とか、古くなった建物に不安を抱える施主の心理を逆手にとった誘いがあります。
外壁塗装を初めて依頼する施主であったら、専門的な知識がないのは当然なので、つい追加工事を了承してしまう可能性もあります。
このようなことにならないように、調査診断書と仕様書を塗装業者に請求してください。
調査診断書は外壁塗装する建物の現状が書かれており、仕様書には施工が必要な部位が書かれています。
無料で請求できることが多い調査診断書と仕様書を確認して、悪徳業者が行おうとする工事には追加費用は発生するかどうか、確認してください。