かながわブランドコンダクターとして

県と生産者団体で構成する
「かながわブランド振興協議会」は
令和7年8月7日に審査会を開催し、
「藤沢生まれの藤稔(ふじみのり)」をかながわブランドに
新規登録しました。
これにより、かながわブランドは登録品は、
74品目、130登録品となりました。
《かながわブランドの条件》
・消費者ニーズに対応した生産と販売に
組織的に取り組んでいる。
・消費者にアピールできる安全性と商品としての
特徴がある。
・統一の生産・出荷基準を守り、一定の品質を確保
している。
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藤沢での葡萄栽培は、大正8年に山梨から苗木を取り寄せて
羽鳥で始まりました。
「藤稔」(ふじみのり)は市内の生産者である青木一直氏に
よって生み出された品種。
驚いたのは、1985年、40年前に品種登録され
既に全国でも美味しさ、名前が知られていましたが
かながわブランドに登録されたのは40年の月日が
経った今年の8月。
藤沢では「藤沢生まれの藤稔」を含め、
20件がかながわブランドに登録されたそう。
旬は8月中旬から8月末。
8月のお教室でもご紹介しようと
早速、藤沢の農家さんの直売所へ。
伺ったのが、8月末だったので葡萄畑は既に収穫済みでした。
味はというと、、、広島の三次市ピオーネ(父の実家が三次なので
小さな頃から食していました)に似ているなーと思っていたら、
ピオーネと井川682という品種を交配させたものだそう。
納得!
粒が大きく、種無し、果汁が多くて甘みと酸味のバランスが良い葡萄です。
普段の家庭のデザートには少し高額ですが、
将来、近くのスパーマーケットでも手軽に買えるようになる日が来れば、
更に周知される日が来るのではないかな。
直売所は新鮮でお値段もスーパーよりお手頃ですので、
機会があれば是非、直売所へ♪



