味覚は幼少期に決まる 食育の大切さ
8月6日 広島平和記念日
1945年8月6日、広島市に原爆が投下された日
犠牲となられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに
、その想いを未来へとつなげてまいります。
子供の頃、夏休みに従兄弟と行った平和記念資料館や
原爆ドームは私にとってとても衝撃的だったのを覚えています。
8月の子ども料理教室でも子どもたちと
戦争と平和についてお話しできたらと思います。
***************
さて、私の父は広島県出身
私の子どもの頃の夏休みと言えば、家族5人、
広島へ帰省する事がお決まり行事でした。
ほぼ一日かけての帰省、その中でも私がいつも楽しみだったのが
やはり、食事の時間でした。
新幹線で食べるごはんは母がつくった、唐揚げ、卵焼き、
そして鮭や昆布、おかかのおにぎりに糠漬け。
各自水筒を持たされましたが、新幹線でしか買うことがなかった
ポリ茶瓶に入ったお茶やちょっぴりすっぱいみかんジュースも密かな楽しみでした。
広島駅から芸備線に乗り換えの合間に食べる、
立ち食い蕎麦もお決まりコース。
時間がなくて、電車に揺られながら食べた事もあったな、、、
少しお汁が濃いめで、子供ながらにいつも楽しみでした。
私にとって旅のたのしみは、勿論目的地に行く事ですが
目的地に着くまでの時間もたのしみのひとつ。
今はある程度先に下調べをして、行くことが多いのかもしれませんが、
予想もつかない出来事や、思いがけない出会いなど、、、
そんな行き当たりばったりの旅も良いのではないでしょうか。
そして、子どもの頃の食の記憶は大人になっても
きっと良い思い出として残るのだと思います。



