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高い声を出すには

2021年9月12日 公開 / 2021年9月14日更新

テーマ:発声

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: ボイストレーニング

高い音が出ないとき、何とか出そうと思ってもなかなかうまくいきません。
声帯や喉は自分ではよく見えないところにありますから、どうしたらよいのか分からなくなってしまいがちです。

でも、声を出すことも基本は「物理」です。
まずは、高い音の出る仕組みを「物理的に理解」することがとっても大切です。
高い音の出る仕組みがわかったら、自分の身体に置き換えてトレーニングしていけばよいのです。
歌う
仕組みを理解していないと、無駄な努力をしてしまいます。

仕組みの理解

さて、では高い音のことをちょっと考えてみましょう。

「高い音」と「低い音」って何が違うのでしょう?
「音」は、物の振動によって発生します。
そして「高い音」は振動数が多いのです。
振動数が多いほど、音は高く聞こえます。

では、振動数を多くするにはどうしたらよいでしょう?
楽器ならイメージしやすいですね。
どんな楽器でも小さいものが高い音を出します。
小太鼓と大太鼓。
フルートとピッコロ。
バイオリンとコントラバス。
比べてみるとわかります。小さい方が高い音が出ます。

そして、ギターやバイオリンなどの一本の弦で高い音を出すときは、弦を短く押さえて演奏します。
つまり振動するものを小さくすると高い音が出るのです。
ギターを弾く

実験してみましょう

手近なもので実験してみましょう。
タッパーに輪ゴムをかけてみてください。
そして輪ゴムをはじいてみます。
ビョンビョンと音が鳴りますね。

次に真ん中を押さえて、片側をはじいてみます。
出てくる音の高さが変わりますね。1オクターブ高くなります。
どんどん短くしてみると、音はどんどん高くなります。
ゴムが短いほど「高い音」が出ますね。

物理的には、それだけなのです。
この原理を声帯に応用します。
タッパー

高い声を出すには

まず「高い声」を出すときは声帯を少し張って、振動する部分を小さくする。
息の通り道を小さくするのですが、声帯は自分で見たり触ったりできませんから゛「高い音」を出そう“とイメージするだけでいいですよ。
そうしたら次のことに注意してください。

◎声帯自体を押し上げないこと。
声帯まわりの”力み“をなるべく減らします。
力を入れると、声帯が自然な反応をしなくなってしまいます。
かえって声が出にくくなりますね。

◎息のスピードはゆっくり。
振動させるものが小さいのですから息は少なめで良いのです。
強く吹きだそうとしないで。雑音が出ないようによく自分の声を聞いてください。

◎声を上に向けて出そうとしないこと。
喉から、そのまま声が空中を水平に広がっていくようなイメージで声を出します。

そうやって練習していくと、高い音はだんだん楽に出るようになってきます。
喉が慣れるまで時間はかかると思いますが、ぜひ試してみてくださいね。

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