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一般媒介と専任媒介、どっちが良いの?

平山勝男

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テーマ:不動産売却時に依頼する契約

どうしよう?

これを読まれている方で実際に不動産売却をされた方なら分かると思いますが売却時に不動産会社に依頼する際、「一般媒介」「専任媒介」「専属専任媒介」と3パターンあります。ここではよく質問される「一般」と「専任」どっちがいいの?について解説したいと思います。




まず「一般」とは何社に依頼しても良い契約で「専任」は一社に限る契約です。普通に考えるとより多くの会社に依頼したほうが販路が広がると思われますが、本当にそうでしょうか?

一般の場合、仮に5社に依頼したとしましょう。依頼を受けた大手S社、大手M社、地域密着C社、地域密着K社、地域密着H社はそれぞれの媒体に広告打ちますが今や情報の主流はほとんどがインターネットというのは、言うまでもありません。そしてメジャーなポータルサイト(スーモ、アットホーム、ホームズ等)というのもある程度限られています。仮に全部の会社が登録しても、同じ物件が複数登録されているので見ている人からするとどこに問い合わせしたらいいか返って迷ってしまいます。昔、不動産チラシに同じ物件が複数の会社に出ていたあれです。インターネットが普及する前ならまだしも、現代では訴求効果を薄めていることになりかねません。

あなたの物件を見ている画面の向こう側の人はこの会社は専任か一般かをチェックしてます。そして若い人ほど、売主と直接繋がっている専任会社に聞いたほうが、話は早い!と感じて専任会社に問い合わせてきます。

それは不動産を探したことがある人なら一度は経験したことがあると思います。気になる物件をサイトで見つけたので早速問い合わせをして・・

質問者「この物件ってまだありますか?」 一般媒介不動産「確認してご連絡致します」 これが専任媒介不動産会社だと「まだありますよ」

質問者「売主さんの売る理由は?」一般媒介不動産会社「えーと確認してご連絡致します」これが専任媒介不動産会社だと「高齢のため娘さんの家の近くに住み替えです」

質問者「室内の状態は?」一般媒介不動産会社「多分・・それなりです」これが専任媒介不動産会社だと「猫を飼っていたのでクロスなどは変えないとダメですね」

質問者「空き家のようですがいつまで住んでいたですか?」一般媒介不動産「調べてからご連絡致します」これが専任媒介不動産会社だと「半年前まで住んでいたので今のところ雨漏り等は確認してません」

とこんな感じで一般と専任の会社ではストレス度が断然違います。

また広告を出す不動産会社の立場からすると、複数の会社に依頼している一般物件に積極的に広告を出すことはないでしょう。理由として我々不動産会社はお金を払って広告を出してます。専任で受諾している物件は積極的に広告も出しますが、一般の場合は他力本願の要素が多く、それは幾らお金を使っても、すごく頑張っても、他社経由で契約となれば1円ももらうことができません。どうせお金を労力を使うなら専任物件に力を入れることは容易に想像していただけると思います。

だから不動産会社も本当に売れる物件ほど「一般」ではなく「専任」でやらせてください!と言うのです。むしろ「ウチは一般でも良いですよー」なんて言う会社があったら、その物件にあまり魅力を感じていないのかもしれません。。

あなたが査定をする際、担当営業マンがどちらを進言するか?ひとつのバロメーターになるかもしれません。ということで私の肌感ですが、世の90%以上の物件が専任というのは・・それなりの理由がある。というのが私の結論です。

どっちが正解とか不正解ではなく、依頼する側の利点と依頼される側の利点、ご自分の性格、また売る事情等を考慮してどっちで契約するか決めることをおすすめします。

ちなみに当社の場合は99%が専任で受諾しております。 
~不動産の売却なら 売却専門のリフティングパートナーまで~

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平山勝男
専門家

平山勝男(不動産コンサルタント)

リフティングパートナー株式会社

不動産業を主軸にリフォーム業とレンタル収納業を併設。「住」にまつわる問題に真摯に取り組むからこそ「この仕事にマニュアルは無い」という信条を持つ。お客さまと「本音の対話」を重ね、何ができるかを模索する。

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