キラッとハウス 〜新年のご挨拶〜
需要増加と共に業界のトラブルも増加
「ハウスクリーニング業」は近年、需要が高まり新規参入する会社や個人経営者もとても増えて来てます。ハウスクリーニングは家事代行サービスとは似ているようで違ったサービスになります。専門の道具を作業車に積み込みお掃除のプロがお伺いするハウスクリーニング。お伺い先のお宅にある道具でお掃除したり、ちょっとした簡単な道具を持ち込んでお掃除したりする家事代行サービス。
清掃の質で言うとプロのクオリティ向けなのがハウスクリーニングになるのですが、一概にもそうとも言い切れない現状が業界で起きています。ハウスクリーニングのお仕事を甘く考えてしまい、清掃の技術や知識を正しく学ばずにスタートしてしまう方や、間違いを続け経験だけが一人歩きしてしまい間違いを正そうとしない方、ご家庭にある素材も年々変化したり、清掃道具も年々進化しているのですが、作業するスタッフだけが進化せず遅れていくケースもあります。プロとは呼べないハウスクリーニングになってしまうと、家事代行との差もなくなり、結果ハウスクリーニングを選択したお客様に後悔だけを残してしまいます。
ここでお伝えしたいのは、全ての清掃会社がこうではないと言うことです。需要が増え、作業する人も増えあまり表に出なかったトラブルもインターネットを通じて表に出ることが多くなっているのだと思います。トラブルは少なかれ昔からあったと思いますが、ニーズの増加とインターネットSNSの浸透もこういったトラブルを目にする機会を増加させた一つの要因です。
ここでは作業スタッフの初歩的なミスが原因で起きた物損事故を一例に取り上げていきます。
業界で起きたトラブルの一例①
※引用:yahoo知恵袋より
ハウスクリーニングで、お風呂の床、シャンプー置台を傷だらけにされてしまいました。弁償してもらうにはどうしたら良いのでしょうか?新築マンションに越して2年、クーポンサイトのチケットでバス・トイレのハウスクリーニング(カビ取り込み)+除菌消臭施工を今日頼みました。最終確認で声をかけられ行ってみるとお粗末な素人掃除でしかも傷だらけにされてしまいました。トイレ:カネヨン洗剤がいたるところに残っていてドアにも飛び散ったまま。便座フタ、プラスチィック傷だらけ。バス:水垢と石鹸カスカビ残り最初とほとんどかわらずあり。普段できないバス排水溝は汚いまま一番許せないのですが・・・床(黒色)と鏡下シャンプー置台(黒色)がめちゃくちゃに擦り傷をつけられ白くなってしまいました(涙)今気がつきました壁にも傷ついています・・・ザラザラになったところあり(最悪)担当できた初老の清掃員に聞くと会社では清掃作業指導を受けたことがないとのこと。あまりに酷いと言うとやり直そうとしていましたが、これ以上傷がつけられては大変と最後はお願いして帰ってもらいました。クーポンサイトで先払いとなっていますが、清掃どころか傷だらけになってしまい、ハウスクリーニング代返金と弁償を希望しています。
その他
参考記事:ハウスクリーニングでお風呂とキッチン傷だらけ
参考記事:ハウスクリーニングでお風呂の床、シャンプー置き場が傷だらけ
業界で起きたトラブルの一例②
※引用:yahoo知恵袋より
ハウスクリーニング依頼した際の傷について。
浴室のハウスクリーニングを依頼した際、浴槽に機械を当てたと思われる傷が10センチ程あります。業者に苦情を言ったところ認めました。コーティング剤が剥げて、そこだけ光沢が消され周囲はピカピカです。新築から2年程しか経っていないのに、この傷は、これから先も我慢して見過ごさないといけないのでしょうか?今、我慢してもこれから先何年後にかコーティングが剥げた事により色々な不都合(尚更水垢がつく等)が出てくるかと思われます。浴室の鏡面の壁も所々光沢が消され、多数の擦り傷がみうけられます。清掃は、実際頼む前と変わらない様な仕上がりでした。水垢・カビは、全く落ちておらず、傷をつけられてしまったという限りです。この様な場合、どれ位まで損害賠償してもらえるのでしょうか?ハウスクリーニング代返金では、納得出来ません。私達は、これから先何年とハウスクリーニングに傷つけられた傷を見ながら入浴しなければなりません。入浴する度に後悔と不快感に駆られる日々です。
解決策と未然に防ぐ方法
傷によるトラブルは業界のなかで残念なことに少なくはありません。傷と呼ぶその傷の深さの感じ方は人それぞれ違い、目を凝らして虫眼鏡で見える傷も傷、簡単に目視してはっきり見える傷も傷です。明らかにはっきりと見える傷は作業前に作業するスタッフとよく打ち合わせをしてください。光を当てて斜めから目を凝らしたとき、虫眼鏡でみて見えるような小傷の場合には事前の打ち合わせが困難になります。経過年数と普段のお掃除方法と現状の汚れ具合によって私たちの清掃で汚れを除去すると下にあった小傷がよりはっきり見えやすくなる場合も確かにあります。これは新築直後の清掃やよほど普段から綺麗にされているお宅を除き、対処が非常に困難になりますので、お客様の方でも事前にご理解を頂きたい項目になります。
明らかにはっきりとした傷が作業後についてしまった場合はその傷について作業前に作業スタッフからご説明があったか?なかったか?これが重要になります。作業前からあった傷は作業後も当然そのまま残ります。作業前にはなかった傷なら作業スタッフの洗剤、道具の選定ミス。素材の判断ミスになりますので、清掃会社が負担して修理、交換になります。多分この辺りでスムーズに話が進まないことが多いことかと思います。本当のところは作業した人しか真相はわかりません。できるだけ作業スタッフがいる当日に不備などはその場で確認して作業者に伝えるようにしてください。次の日や数日経過してしまうと真相はより迷宮入りします、会社の上司や保険屋さんが再訪問して見にきても確実な判断を下すのは困難です。ただ、傷の具合によってはベテランの職人が見ればこれはどの工程で何でついた傷なのかわかる場合もあります。実際、当店に他者が傷をつけてしまった現場の確認、原因究明をしてほしいとのご依頼も来ます。作業した者と私とお客様の3者で現場検証を行うのですが、ここまで来るということは傷を作っても作業スタッフが認めないからこうなるということです。このように最終的にはハウスクリーニングを熟知した第三者に間入ってもらうという方法もあります。そして、一番最初ハウスクリーニングをご依頼する時点では損害賠償責任保険に加入している清掃会社を選択することが最も重要になってきます。
確かな清掃会社と確かな職人に出会えるかがポイント
実際には頼んで見ないとハウスクリーニングの良し悪しはわかりません。しかし、ちょっとしたポイントから安心して頼めるであろう会社は見つけることができます。まず、比較サイト、業者が沢山いるポータルサイトで業者選びをするのはなるべく避けるのが無難です。比較サイト、ポータルサイトが一概に悪いということではなく、同業者が多数いる中での価格競争に参加している会社は低価格でありながらお客様から頂く価格のなかに運営サイト側にもお支払いする手数料が含まれていますので、サービスの質に特化してては利益も薄いことから、上記のトラブル事例のような出来事は起こりうる可能性は考えられます。その他にも、ホームページの存在しない会社、連絡先が携帯電話のみ、損害賠償保険に入っていない会社はなるべく避けた方が無難です。そして、ブログやホームページからその会社のこだわりや人柄のわかる会社、清掃資格を持っている会社を選ぶと良いと思います。
参考記事:当店キラッとハウスの口コミ
過去記事:擦り傷をつけないハウスクリーニング
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