歯並び治療から始まる新しい時代と未来を目指して（2/3）

変化するニーズにコンスタントに対応する妥協しない診療方針

現在理事長となった田中さんは、さらに専門性の高い治療を行うべく2名のドクターを迎え、歯科矯正治療に加えて歯科の慢性的な悩みに対応した『歯科慢性疾患治療室』を開設しました。
『矯正治療』では、こどもから大人までを対象に非常に高いテクニックが必要とされる“見えない矯正”や手軽にできる最新の“マウスピース矯正”など、見た目や違和感、痛みといった負担が少ない治療を行っています。特に正確な歯型のデータが必要とされるマウスピース矯正では、『iTero』という高性能3Dスキャナーを導入。従来の型取りによる苦しい歯型採取ではなく簡単で精度の高いデータ取得が可能になりました。また『歯科慢性疾患治療室』には、歯科領域で見られる顎関節症や粘膜の異常による痛みや口腔機能の低下といった慢性的な症状に対する治療を行う専門のドクターが在籍。西洋医学だけでなく鍼や漢方を使った東洋医学、運動療法や栄養療法なども取り入れ、超高齢化時代を見据えた治療を行っています。
長年歯科医療に携わってきた田中さんですが、月日と共に、こどもだけでなく現代社会を支えてきた高齢の方まですべての患者さんの健康とQOLの向上へと目標が大きく広がった、と言います。
総合病院と連携した唇顎口蓋裂の専門的な治療や近年問題となっている睡眠時無呼吸症候群の治療なども手掛け、経験と実績に裏付けられた確かな治療を求めて県内各地から多くの患者さんが来院されています。

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