歯並び治療から始まる新しい時代と未来を目指して（3/3）

すべての人にハヤ（南風）に乗せた幸せを

田中矯正歯科は、土日祝日にも診療を行っています。これは通院する患者さんの生活スタイルに合わせて設定されました。また、新しくなった診療室には、患者さんが安心して治療を受けられる環境づくりに配慮して季節を問わず快適な温度と湿度を維持できるという県内でも少ない『遮熱』工法を取り入れました。エアコンに頼らない院内はいつも気持ちよく過ごすことができるといいます。患者さんを大切にするという徹底したコンセプトは移転前と変わることはありません。
そしてもうひとつ特筆すべきは、田中さんが長年行っているボランティア活動です。ユニセフへの募金活動は開業以来既に40年近く続いています。また東日本大震災の復興支援として院内で被災地の手作り商品の販売も行い、毎年3月11日には一番街商店街の復興支援イベントにも参加するそうです。白衣の内側に息づく熱いボランティア精神が、長年にわたり地域や鹿児島のみならず、日本、そして世界へ支援と貢献を続けているのです。
「未来のための治療」「超高齢化社会に対応した治療」など、これまでさまざまな課題にチャレンジし、その実現へ向けたアプローチをしてきた田中さん。田中矯正歯科の歴史と共に、その成果は着実に現実のものとなっています。そして、ハヤ（南風）のように駆け抜けた昭和の時代から平成を経て新たな時代へ、田中さんの中では次なる目標の実現に向けたカウントダウンが始まっているのかもしれません。

（取材年月　2019年1月）

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