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倒壊の危険性があるブロック塀を修繕しませんか?

佐野和樹

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テーマ:外構工事

こんにちは、有限会社住まいる工房です。今回は、ブロック塀についてお伝えしようと思います。

近年、老朽化したブロック塀が地震などの影響で倒れる事故を耳にされた方も多いと思います。

実際に老朽化したブロック塀の撤去し、フェンスを取り付ける工事のお問い合わせは年々増えてきている傾向にあります。

ブロック塀の耐用年数は、しっかり手入れがされている状態でも最大で30年程度と言われています。厚さごとの耐用年数の目安は、15cmであれば30年程度、12cmで15年程度、10㎝は12年程度です。しかし、実際には、目安とされる年数の経過よりも早く寿命を迎えるケースが多くみられます。

劣化の多くは、ブロック塀を固めているモルタルが中性化・また水分を吸収したブロック内部にて鉄筋を酸化、膨張してブロック塀がひび割れを起こし、強度が落ちる「爆裂」という現象です。

近年の新築住宅ではあまり見かけなくなりましたが、お隣との境界線に5段以上のブロック塀で目隠しをしたり、道路から目隠しのために建てられた塀は少なくなりません。

現在の建築基準法では、組積造のブロック塀の高さは最高1.2m(ブロック6段)までとされています。また、建築基準法施行例第61・62条の規定により、4m以内ごとに控え壁(ひかえかべ)を設置するなどの安全対策を取らなければなりません。

ブロック塀が1.2m超(ブロック6段超)の場合には、建築基準法施行例第61・62条の規定により、3.4m以内ごとに控え壁(ひかえかべ)を設置するなどの安全対策を取らなければなりません。また、高さは最高2.2m(ブロック11段)までとされています。

そのような基準を満たす塀にするべくフェンスの設置をお勧めします。

最近では、香川県でも震度4を観測する地震が発生し、改めて南海トラフ地震の防災意識が高まっています。

不幸な事故が起きる前に、対策を取られてみてはいかがでしょうか?

お気軽に弊社までご相談ください。

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佐野和樹
専門家

佐野和樹(ライフホームアドバイザー)

有限会社住まいる工房

「人」と「人」のつながりを重視し、確かな信頼関係を築き継続的な依頼へとつなげている。住宅の小さな修理やリフォーム、空き家の処分・解体などに幅広く対応。生前整理・遺品整理の普及活動にも取り組む。

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