雪止めがない家は危険!隣人トラブルと賠償リスクを避けるための必須対策
今回は、岩手県矢巾町での雨樋修理と雪止め取り付けに関する事例をご紹介します。冬の豪雪地帯であるこの地域では、積もった雪の重みで雨樋が破損することがしばしばあります。今回、私はお客様宅の軒樋が落雪により損傷しているという報告を受け、迅速に対応にあたりました。使用したのは、耐久性に優れたマルセ製のガルバリウム鋼板角型S型軒樋です。
地元岩手県エリアの屋根工事に精通している私は、18年の豊富な経験を持ち、各種雨樋の特性を熟知しています。この専門知識を活かし、お客様の大切な家を守るために最適な修理方法と最適な雪止めの取り付けを提案いたしました。今回の工事では、雪の重みから雨樋を保護するための効果的な雪止めシステムを導入しました。これにより、将来的な損傷のリスクを大幅に軽減し、安心して冬を迎えることができます。
地元密着型の屋根工事店として、私の経験と専門知識を活かし、お客様の大切な家を守るための取り組みをお伝えします。
施工前の状況
施工後の状況
雪止め取付け
まずは雪止めから付けていきます。
既存雪止めは910mmピッチにしか付いていないため、積雪量が多くなると落雪してしまいます。
工事前の雪止め状況
雪止め取付け後
屋根は、「段葺き」というガルバリウム鋼板の屋根材で、段の高さが18mmでした。
「段葺き」専用の雪止め金具を追加します。455mmピッチになるように取付けます。
段葺き用の雪止金具は、ニイガタ製販さんのマスター後付けダブルです。
ニイガタ製販さんWEBサイト
高耐食性鋼板です。
この雪止め金具から、スノーストップをステンレス線で固定します。
屋根の勾配が5寸勾配とそこそこ傾斜がありますので、積雪荷重に負けないように455mmピッチでガッチリと固定します。
スノーストップは、JIGハラダさんのスノーキングという商品です。
実績のある信頼できるスノーストップです。
スノーキング製品紹介
今回採用したのは、一般的なスチール製溶融亜鉛メッキ仕上げです。
雪止め取付けのポイント
谷は、雪が集中してしまうので大量の雪が落ちやすくなります。
谷には雪止め金具を多めに配置してあげることで、落雪を防ぎます。
軒先の長さが短くてスノーストップが取付けできない場合、
雪止め金具を多めに配置することで、雪止め効果が上がります。
雨どいの修理
軒樋が雪で押されて、破損しています。
軒樋を解体したら、吊り金具を付けます。
吊り金具を、455mmピッチで専用のビス32mmで固定していきます。
もともとの釘穴をコーキング処理しながら、打っていきます。
軒樋の修理後
使用したガルバリウム鋼板製の角樋S4型↓↓↓
S4型のWEBサイト
カラーバリエーションが豊富で、外観をマッチしやすいです。
今回はN-8ホワイトでした。
ガルバリウム鋼板製の雨樋について
角樋は樹脂製(塩ビ製)が主流ですが、ガルバリウム鋼板製の角樋もあります。
樹脂製とガルバリウム鋼板製のどちらが安いの?
よく聞かれますが、だいたい同じくらいの金額になります。
樹脂製は安いタイプもありますし、大型の高価な商品もあります。
なぜガルバリウム鋼板の雨樋にするの?
積雪地では、樹脂製の雨樋のたてといが凍ってパンクして割れてしまうことがよくあります。ガルバリウム鋼板製のたてといなら割れることはないので、軒樋もガルバリウム鋼板にするという考えがあります。特に屋根をはっている部分が凍って割れやすいです。
岩手県では、たてといが凍って割れてしまう被害はよくありますので、角樋を採用する場合には、ガルバリウム鋼板製もおススメです。
まとめ
岩手県矢巾町での雨樋修理と雪止め取付け工事は、積雪による屋根への負担を軽減し、長期的な建物保護を目指すものでした。今回使用したのは、耐久性に優れたガルバリウム鋼板製の角型の「S型軒樋」と、信頼性の高いニイガタ製販さんの「マスター後付けダブル雪止め金具」、そして実績のあるJIGハラダさんの「スノーキング」というスノーストップです。これらの選択により、積雪荷重に強く、見た目にも美しい仕上がりを実現しました。特に岩手県のような積雪地帯では、雪の重みで樹脂製の雨樋が割れてしまうことがありますが、ガルバリウム鋼板製ならその心配がありません。また、谷部分や軒先への配慮による雪止め金具の配置は、落雪を効果的に防ぐための重要なポイントです。長年の経験を生かし、お客様の家を守るために最適な方法を選択しました。
屋根や雨樋の修理、雪止めの取り付けは、建物を長期間守るために欠かせない工事です。特に厳しい冬の条件下では、適切な対策が不可欠です。私たちは、地元密着型の屋根工事専門店として、お客様の大切な家を守るために最良の解決策を提供いたします。この機会に、屋根や雨樋の状態を見直し、必要なメンテナンスや強化があればご相談ください。安心できる冬を迎えるために、私たちの経験と技術をお役立てください。
お見積り・ご相談は無料です。
施工エリアは、岩手県全域です
盛岡市・滝沢市・雫石町・岩手町・矢巾町・紫波町・花巻市・北上市・奥州市など内陸エリアをメインとしております。
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私、瀧澤 豊(Yutaka Takisawa)、岩手県遠野市の自然豊かな環境で育ち、現在は盛岡市にて瀧澤屋根工業を率いています。盛岡市の瓦屋での7年間の研鑽を経て、2012年に当社を立ち上げました。私の屋根への深い愛情は、盛岡市内であらゆる屋根材に精通することに表れています。
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