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木の家のリビングは仕切りがなく開放的!

伊藤馨

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居心地のよいリビングは家族がいつも集まるので、会話や笑顔が絶えない空間になります。それに、ゆっくり落ち着いてくつろぐこともできますね。そのためにもリビングのプランニングが大切です。

家族が集まるリビングは広々快適なプランニングを

大きなリビングや開放的な吹き抜け、フリースペースなど家全体がほどよく開放されていると、お互いの姿が見えるので家族同志で気配を感じることができ、自然にお互いを思いやり、気配りができるようになります。

LDKと和室をワンルームで活用できるプランニングにするとかなり広々とした空間ができます。リビングに吹き抜けがあるとより開放感がでます。

いぐさの香りが心地よい畳スペースで、横になって昼寝をすることもできますし、無垢材のフローリングも肌なじみが良いので、床の上で横になるのも気持ちがいいものです。

家族が思い思いにリビングでくつろげるようにテレビスペースにはソファを、ダイニングスペースにはみんなで食事ができる大きなテーブルを、壁際にはパソコンデスクを配置するなど、空間に余裕があればこういったスペースを集約させることができます。

リビング全体を見渡せるキッチンやリビングイン階段

キッチンは家事をしていてもリビング全体に目が届くような配置にすると、お子さんがリビングで遊んでいる間も安心してお料理を作れます。

2階の個室に上がる階段もリビング内に設置すると、家族が家に帰ってくると自然に顔を合わせるようになります。

階段まわりのフリースペースに宿題や作業などができるデスクをつけるご家庭もあります。吹き抜けを通じて、2階にいる家族の気配を感じられるように各個室が吹き抜けに面するようにレイアウトし、小窓を設けるのもおすすめです。

和室は独立空間にも開放空間にもなる多目的スペースに

リビングとつながる和室は三本引き建具で間仕切りすると、独立空間にもなりますし、全面開放することもできます。

リビングの延長として使えるので、普段は開放して広々とした空間になります。
お客さまが来られたら客間や応接間として使える多目的スペースになるのでとても使い勝手がいいです。

また、家族構成に合わせて将来的にも変化対応が容易なので、フレキシブルに使える空間として、LDKとつながるように和室を作ることをおすすめします。

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伊藤馨
専門家

伊藤馨(一級建築士)

伊藤建設株式会社

一級建築士としての知識と、現場でお客様と接する中で培った経験を活かし、新築はもちろん、増改築やリフォームに対応。様々な専門技術を持った自社スタッフがより快適な住まいを作りあげてくれる。

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