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田中広江

保険の知識を活かした無駄のない人生設計のプロ

田中広江(たなかひろえ)

田中広江FP事務所

コラム

掛け捨て保険と貯蓄型保険-支払う保険料はどのくらい違う?

いまや保険商材として主流となりつつある貯蓄型保険ですが、保険は掛け捨てと割り切っている人たちも少なからずおり、結局どちらにすべきか迷っているという声も聞かれます。そんな時に気になるのはやはり毎月の保険料(保険掛金)で、そもそもいくらぐらい違うのか、結局どちらがお得なのかについて基本を押さえておくことは大切でしょう。

掛け捨てと貯蓄型の保険料の支払総額は5~10倍の差がある


掛け捨て保険は定期保険として、たとえば10年毎に更新し、更新する度により高い保険料を払います(保険は高齢になるほど保険掛金が高くなるため)。

その一方で貯蓄型保険は養老保険や終身保険として、何十年スパンで保険料を支払いますが、月々の保険料の額はずっと変わりません。

種々の要素により一概には言えないのですが、ざっと見て掛け捨て保険と貯蓄型保険の月々の保険料の差は30代で約10倍、30代から60代までの保険料の支払総額の差は約5倍だと言われています。

掛け捨ての保険料はそれだけ安いという見方もできる一方で、掛け捨てになるはずの月々の支払を5倍ないし10倍まで奮発すれば、その掛金が最後には貯蓄として戻ってくるというわけです。

若い時は掛け捨てが多く中高年からは貯蓄型が多い理由


人というのは、若い時には比較的元気で将来の心配もないため、万が一の時のための掛け捨て保険だけで安心するかもしれません。

ところが中高年にさしかかると、自分の死後に家族をどうするか、それ以前に老後はどうするか、といったことに自然と関心が移ってきます。貯蓄型保険は掛金が高いとしても払った分が結局全部戻ってくるわけで、中高年層に人気なのもうなづけます。

もちろん、人生設計がしっかりしていて保険料の安いうちに貯蓄型保険を始める若い方や、十分な老後の蓄えがある等の理由で掛け捨て保険をあえて続ける中高年の方もおられるわけで、掛け捨て型にせよ貯蓄型にせよ、やはり自分に合った保険をきちんと選ぶことが最重要といえます。

貯蓄型保険は銀行預金に次ぐ低リスクの投資という考え方


つまり、支払う保険料だけに目を奪われていてはだめだということです。たとえば掛け捨て保険は名前の通り保険期間が終了しても何も戻ってきませんし、中途解約であれば1カ月分の保険料程度の返戻金があるだけです。

その一方で貯蓄型保険は満期になれば必ず「保険料全額+α」が戻ってきますし、事故や病気がなければ中途でお祝い金さえあります。もっとも、満期前の中途解約時の解約返戻金は支払った保険料の70~90%程度に過ぎません。

掛け捨て保険に比べて、貯蓄型保険は銀行預金以上の利率が見込める超長期の定期預金のような役割も担い、他の投資物件と比べれば格段に低リスクです。

最近は商材も多岐にわたっているので、自分にとって一番お得なのはどのタイプの保険なのか、専門家に一度相談してみるのもいいでしょう。

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