孫に何かしてあげられるおばあちゃんになりたい
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの今村浩二です。
ファイナンシャルプランナーって最近聞くようになったけど、
どんな人が相談してるの?
どんなことが相談できるの?
ってよくわからない方も多いと思います。
このコラム『今日のコンサルティング』では、
私が代表を務めるFPオフィス・ユニバーサル財務総研のお客様を毎回お一人ピックアップして、
どんな方がどんなお悩みを相談されたのか、紹介しています。
「私の悩みもファイナンシャルプランナーに相談したらいいんだ!」と気づいていただくきっかけになれば幸いです。
今日お話するお客様は、58歳の既婚女性です。
ご主人様のご退職が間近にせまり、弊社のマネーセミナーに参加くださったK様。
これまでお金の知識がないままこられて、リタイア後の不安もあるので、
退職金の運用について相談したいと、個別相談もお申し込みになりました。
周りのご友人は退職金をあましん(尼崎信用金庫)やJAなどのキャンペーンを狙って、
3か月ごとに今までと違うところに預けているが、
そこまでするエネルギーはないとのお話で、
普通の方法(定期預金や普通預金)以外で何か方法はないかお知りになりたいとのこと。
K様はキャンペーン金利を“渡り歩く”お金の預け方は望まれていませんが、
仮にその手間を惜しまず、キャンペーン金利を利用して資産形成を行っても、
リタイア後の不安を解消することはできません。
なぜなら、“木を見て森を見ず”な状態になっているからです。
リタイア後の不安を解消するためには、
「とりあえず、定期預金や普通預金よりも金利が高いからキャンペーン金利に預ける」
という、目的無しに金融商品の良し悪しだけで判断する預け方ではなく、
全体を見て、つまり資産形成をする目的から逆算して、預ける金融商品を選ぶことが大切です。
具体的には、老後資金がいくら必要かを試算してから選ぶということです。
皆さん老後にお金が必要と思っていても、
その試算をされたうえで預けているという方は、意外と少ないのではないでしょうか。
↓キャンペーン金利についてはこちらのコラムでも取り上げています↓
(※弊社サイトに遷移します。)
『キャンペーン金利の比較で“金利難民”になっていませんか?』
『退職金の運用、定期預金のキャンペーン金利を利用している』
K様にも、老後資金がいくら必要か、
ご希望されるセカンドライフのイメージをお聞きし共有させていただくと共に、
公的年金額の受給額を試算させていただくことで、老後から逆算したマネープランを案内させていただきました。
コラム『今日のコンサルティング』は、毎日更新を目標に投稿しているため、内容は短めです。
より詳細な内容を知りたい方は、コラム『FP相談事例』も是非ご覧ください。
※弊社サイトに移動します。