鉄筋コンクリート住宅

【応用編】鉄筋コンクリート住宅の良さ

屋上

ここからは「あまり知られていない」コンクリート住宅の良さを書いていきたいと思います。

【揺れないこと】
「耐震性が優れている」ことと「揺れが少ない」ことは、必ずしも同じではありません。
タワーマンションは台風などでも「よく揺れる」ことが知られてますが、だからといって「耐震性が低い」訳でありません。
建物を設計する上で「風や地震で揺れるけど、壊れない」という構造も多くあります。
それに対して鉄筋コンクリートの家は、耐震性が高い上に剛性が高く「揺れません」。
この「揺れない」というのは、住んでいる人に絶対的な安心感を与えます。
台風などの突風時に家が軋むのが嫌という人にはおすすめの構造です。

【飛来物に強い】
台風で不安なことの一つは「モノが飛んでくる」こともあります。
鉄筋コンクリートの外壁であれば、強風でモノが飛んできてもまったく問題ありません。
極端な話、車に突っ込まれても、住んでいる人は安全でしょう。

【防火地域・がけ地でも大丈夫】
防火地域に家を建てる場合、外壁が防火構造になる鉄筋コンクリートは最適です。
また「がけ地」に隣接して家が建てられない土地であっても鉄筋コンクリート住宅であれば建てられる場合があります。
鉄筋コンクリートの外壁は災害で土砂が流れてきても住む人を守ります。
「がけ地が近くて不安」という人におすすめです。

【屋上の活用】
最近は木造でも屋上バルコニーをつくる家がありますが、防水などを考えるとどうしても不安が残ります。
鉄筋コンクリートであれば屋上を安全に使うことが出来ます。

【デザインが古くならない】
コンクリートの外壁には流行がありません。
何年経っても、デザイン的に古く見えることはありません。
古びたり安っぽく見えたりすることがありませんので、長く住む家には最適な構造です。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

浅井知彦
専門家

浅井知彦(一級建築士、コンクリート診断士、マンション管理士)

レヴォントリ株式会社 一級建築士事務所

素材メーカーで研究してきた技術者としての経験を生かし、鉄筋コンクリート造の住宅を提案。快適な住空間に仕上げるため、デザインありきではなく機能性重視の家づくりを行っています。

浅井知彦プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

鉄筋コンクリート住宅一覧に戻る

プロのおすすめするコラム

プロのインタビューを読む

コンクリート住宅設計のプロ

浅井知彦プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼