鉄筋コンクリート住宅

【基本編】鉄筋コンクリート住宅の良さ

コンクリート住宅

今まで多くのコンクリート住宅を設計してきた立場から、コンクリート住宅のメリットをお伝えしたいと思います。

まず最初は「家としての基本性能の高さ」です。

【気密性】
鉄筋コンクリート住宅は、壁・床・床・天井を「一体的に作る」構造です。
基本的にどこにも隙間はありません。
柱、壁、床を組み立てて作る他の構造と違い、気密性は圧倒的に高くなります。
電気屋さんでエアコンを選ぶとき能力対応面積を見ると「木造○○畳」「コンクリート◎◎畳」となっていますね。
この場合、木造の方が適用床面積は狭くなっています。
コンクリートの方が対応面積が広い=エアコンが効きやすいのは、気密性の高さがその要因だと思います。
(あとは断熱性能の高さでしょうか)

【遮音性】
気密性が高い=遮音性も高くなります。
外部の騒音の気になる地域にはうってつけの構造です。
遮音性能が高い住宅は外の音がシャットアウト出来るだけでなく、家の中からの音も外に漏らしません。
楽器を演奏する人、音楽や映画などを楽しみたい人にもおすすめします。

【耐火性】
充分想像できると思いますが、耐火性能も高いですね。
実際、火災保険の費用は木造より安くなります。

【耐震性】
壁式鉄筋コンクリート住宅は「過去の地震で一度も崩壊したことない」構造です。
命を守るという意味では絶対的に強い構造です。

【耐久性】
木造住宅の法的耐用年数は20年程度。
鉄筋コンクリート住宅の法定耐用年数は47年です。
建築構造としては「最も耐久性能が高い」構造だと思います。

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Mybestpro Members

浅井知彦
専門家

浅井知彦(一級建築士、コンクリート診断士、マンション管理士)

レヴォントリ株式会社 一級建築士事務所

素材メーカーで研究してきた技術者としての経験を生かし、鉄筋コンクリート造の住宅を提案。快適な住空間に仕上げるため、デザインありきではなく機能性重視の家づくりを行っています。

浅井知彦プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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