【未経験からのスタート!】企業SNS担当が運用を成功させるポイント③

石元和弘

石元和弘

テーマ:SNS運用

前回は「継続的な投稿スケジュール」の重要性について解説しました。

今回は、SNS運用の質を高める「エンゲージメント」について解説します。

エンゲージメントとは?

「フォロワー数が増えない…」「投稿しても反応が少ない…」

このように悩んでいませんか?

もちろん、フォロワー数も重要な指標ではありますよね。

でも実は、SNS運用で本当に大切なのは「エンゲージメント」だと言われています

エンゲージメントとは、「フォロワーが投稿に対して起こすアクション(反応)」を指します。

エンゲージメントの例:

  • いいね・リアクション
  • コメント
  • シェア・リポスト
  • 保存(ブックマーク)
  • URLのクリック

つまり、「見ただけ」で終わらず、何らかのアクションを起こしてもらうことがエンゲージメントです。

なぜフォロワー数よりエンゲージメントが大切なのか?

「フォロワーが1万人いる」と聞くと、すごいアカウントのように感じますよね。

しかし、フォロワー数が多くても、狙ったターゲットに響いていなければ意味がありません

こんなケースを比べてみましょう:

  1. Aアカウント:フォロワー10,000人、投稿のいいね数平均50
  2. Bアカウント:フォロワー1,000人、投稿のいいね数平均200

エンゲージメント率で計算すると、Aアカウントは0.5%、Bアカウントは20%です。

一見、Aアカウントの方が優れているように見えますが、実はBアカウントの方が「熱量の高いファン」が多いと言えます。

少数でも、しっかり反応してくれるファンがいる方が、ビジネスの成果につながりやすくなります

エンゲージメントを高めるメリット

①投稿がより多くの人に届きやすくなる

多くのSNSプラットフォームでは、エンゲージメントが高い投稿ほど、多くの人のタイムラインに表示されやすくなります

つまり、エンゲージメントを高めることが、結果的にフォロワー増加にもつながると言えるでしょう。

②フォロワーとの信頼関係が深まる

双方向のコミュニケーションを通じて、「このアカウントは自分たちの声を聞いてくれる」という信頼感が生まれます。

③商品やサービスへの興味が高まる

エンゲージメントが高いということは、フォロワーが何らかの形で関心を持っていると言えます。

そのため、購買意欲や問い合わせにつながりやすくなります

エンゲージメントを高めるための具体的な方法

でも、どのようにしてエンゲージメント率を高めていけば良いのでしょうか?

ここで具体的な方法をいくつか紹介します。

①双方向のコミュニケーションを意識する

SNSは、テレビCMや新聞広告のような「一方的な発信ツール」ではありません

根本はコミュニケーションツール、すなわちフォロワーと対話する場所です。

双方向コミュニケーションの例:

  • 投稿の最後に質問を入れる(例:「皆さんはどう思いますか?」)
  • アンケート機能を使って意見を聞く
  • 「〇〇か△△、どちらが好きですか?」など、選択肢を提示する
  • フォロワーの体験談や写真を募集する

②コメントにはできるだけ返信する

コメントへの返信も、エンゲージメントを高める方法の一つ。

せっかくコメントもらったコメントには、できるかぎり返信をしましょう。

「返信してくれた!」という体験は、フォロワーにとって嬉しいものであり、次回以降もコメントしてくれる可能性が高まります

とはいえ、コメントが多くなると返信が大変ですよね。

「〇個までは返信する」「こういうコメントには返信しない」といったルールをあらかじめ決めておくと「ここまで」という判断がしやすいでしょう。

コメント返信のポイント:

  • できるだけ早く返信する(24時間以内が理想)
  • 定型文ではなく、相手のコメント内容に合わせた返信をする
  • 感謝の気持ちを伝える(「コメントありがとうございます!」)
  • 会話が続くような返信を心がける

③フォロワーの投稿にもリアクションする

こちらからフォロワーの投稿にいいね!やコメントをすることもコミュニケーションです。

「見てくれてるんだ!」と実感できると、嬉しくなりますよね。

フォロワーへのリアクション例:

  • 自社商品を使ってくれている投稿に「いいね」やコメントをする
  • 自社に関連するハッシュタグを検索して、投稿者に感謝を伝える
  • フォロワーの投稿をリポスト(シェア)する(※許可が必須)

④「共感」や「役立つ情報」を意識する

エンゲージメントが高い投稿には、共通点があります。

それは、「共感できる」「役に立つ」「面白い」など、フォロワーにとって価値があるということ。

「発信したいこと」だけでなく、「ターゲットが何を知りたいか?」を意識しましょう。

エンゲージメントが高まりやすい投稿内容:

  • フォロワーの悩みを解決する情報(例:「〇〇の選び方」)
  • 共感を呼ぶエピソード(例:「失敗談」「社員の日常」)
  • フォロワーが参加できる企画(例:「写真投稿キャンペーン」)
  • 季節やトレンドに合わせた話題

数字にとらわれすぎないことも大切

エンゲージメント率やフォロワー数など、数字は大切な指標です。

しかし、数字ばかりを追いかけると、本質を見失いがちです

SNSを運用する目的は、「ファンとの関係性を深め、信頼されるアカウントを作ること」です。

大切にしたい視点:

  1. フォロワー一人ひとりを大切にする
  2. 数字ではなく、「この人たちに喜んでもらいたい」という気持ちで運用する
  3. 短期的な成果ではなく、長期的な信頼関係を築く

たとえフォロワーが少なくても、一人ひとりが熱心に応援してくれるファンなら、それは大きな価値です。

ターゲットに寄り添う投稿を続けることを意識しましょう。

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石元和弘
専門家

石元和弘(デジタルマーケティング)

株式会社NWS

SNS運用継続のために必要な発信軸を言語化するワークショップからSNSの内製化をサポートし、専門性の高い業務については運用支援も提供します。運用代行費のコスト削減と、持続的なSNS運用を支援します。

石元和弘プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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