企業SNS運用をラクにする!コンテンツカレンダーに記載すべき「12の基本項目」
前回は「継続的な投稿スケジュール」の重要性について解説しました。
今回は、SNS運用の質を高める「エンゲージメント」について解説します。
エンゲージメントとは?
「フォロワー数が増えない…」「投稿しても反応が少ない…」
このように悩んでいませんか?
もちろん、フォロワー数も重要な指標ではありますよね。
でも実は、SNS運用で本当に大切なのは「エンゲージメント」だと言われています。
エンゲージメントとは、「フォロワーが投稿に対して起こすアクション(反応)」を指します。
エンゲージメントの例:
- いいね・リアクション
- コメント
- シェア・リポスト
- 保存(ブックマーク)
- URLのクリック
つまり、「見ただけ」で終わらず、何らかのアクションを起こしてもらうことがエンゲージメントです。
なぜフォロワー数よりエンゲージメントが大切なのか?
「フォロワーが1万人いる」と聞くと、すごいアカウントのように感じますよね。
しかし、フォロワー数が多くても、狙ったターゲットに響いていなければ意味がありません。
こんなケースを比べてみましょう:
- Aアカウント:フォロワー10,000人、投稿のいいね数平均50
- Bアカウント:フォロワー1,000人、投稿のいいね数平均200
エンゲージメント率で計算すると、Aアカウントは0.5%、Bアカウントは20%です。
一見、Aアカウントの方が優れているように見えますが、実はBアカウントの方が「熱量の高いファン」が多いと言えます。
少数でも、しっかり反応してくれるファンがいる方が、ビジネスの成果につながりやすくなります。
エンゲージメントを高めるメリット
①投稿がより多くの人に届きやすくなる
多くのSNSプラットフォームでは、エンゲージメントが高い投稿ほど、多くの人のタイムラインに表示されやすくなります。
つまり、エンゲージメントを高めることが、結果的にフォロワー増加にもつながると言えるでしょう。
②フォロワーとの信頼関係が深まる
双方向のコミュニケーションを通じて、「このアカウントは自分たちの声を聞いてくれる」という信頼感が生まれます。
③商品やサービスへの興味が高まる
エンゲージメントが高いということは、フォロワーが何らかの形で関心を持っていると言えます。
そのため、購買意欲や問い合わせにつながりやすくなります。
エンゲージメントを高めるための具体的な方法
でも、どのようにしてエンゲージメント率を高めていけば良いのでしょうか?
ここで具体的な方法をいくつか紹介します。
①双方向のコミュニケーションを意識する
SNSは、テレビCMや新聞広告のような「一方的な発信ツール」ではありません。
根本はコミュニケーションツール、すなわちフォロワーと対話する場所です。
双方向コミュニケーションの例:
- 投稿の最後に質問を入れる(例:「皆さんはどう思いますか?」)
- アンケート機能を使って意見を聞く
- 「〇〇か△△、どちらが好きですか?」など、選択肢を提示する
- フォロワーの体験談や写真を募集する
②コメントにはできるだけ返信する
コメントへの返信も、エンゲージメントを高める方法の一つ。
せっかくコメントもらったコメントには、できるかぎり返信をしましょう。
「返信してくれた!」という体験は、フォロワーにとって嬉しいものであり、次回以降もコメントしてくれる可能性が高まります。
とはいえ、コメントが多くなると返信が大変ですよね。
「〇個までは返信する」「こういうコメントには返信しない」といったルールをあらかじめ決めておくと「ここまで」という判断がしやすいでしょう。
コメント返信のポイント:
- できるだけ早く返信する(24時間以内が理想)
- 定型文ではなく、相手のコメント内容に合わせた返信をする
- 感謝の気持ちを伝える(「コメントありがとうございます!」)
- 会話が続くような返信を心がける
③フォロワーの投稿にもリアクションする
こちらからフォロワーの投稿にいいね!やコメントをすることもコミュニケーションです。
「見てくれてるんだ!」と実感できると、嬉しくなりますよね。
フォロワーへのリアクション例:
- 自社商品を使ってくれている投稿に「いいね」やコメントをする
- 自社に関連するハッシュタグを検索して、投稿者に感謝を伝える
- フォロワーの投稿をリポスト(シェア)する(※許可が必須)
④「共感」や「役立つ情報」を意識する
エンゲージメントが高い投稿には、共通点があります。
それは、「共感できる」「役に立つ」「面白い」など、フォロワーにとって価値があるということ。
「発信したいこと」だけでなく、「ターゲットが何を知りたいか?」を意識しましょう。
エンゲージメントが高まりやすい投稿内容:
- フォロワーの悩みを解決する情報(例:「〇〇の選び方」)
- 共感を呼ぶエピソード(例:「失敗談」「社員の日常」)
- フォロワーが参加できる企画(例:「写真投稿キャンペーン」)
- 季節やトレンドに合わせた話題
数字にとらわれすぎないことも大切
エンゲージメント率やフォロワー数など、数字は大切な指標です。
しかし、数字ばかりを追いかけると、本質を見失いがちです。
SNSを運用する目的は、「ファンとの関係性を深め、信頼されるアカウントを作ること」です。
大切にしたい視点:
- フォロワー一人ひとりを大切にする
- 数字ではなく、「この人たちに喜んでもらいたい」という気持ちで運用する
- 短期的な成果ではなく、長期的な信頼関係を築く
たとえフォロワーが少なくても、一人ひとりが熱心に応援してくれるファンなら、それは大きな価値です。
ターゲットに寄り添う投稿を続けることを意識しましょう。



