【未経験からのスタート!】企業SNS担当が運用を成功させるポイント①

石元和弘

石元和弘

テーマ:SNS運用

前回までは、SNS担当者に必要なスキルについて解説してきました。

今日からは、5回に分けて会社のSNS運用を成功させるための実践的なポイントをお伝えします。

第一回のテーマは「他の社員を巻き込む」です。

SNS運用は、一人で抱え込むと、必ず限界がやってきます

そうなる前に、社内の仲間を巻き込む仕組みを作りましょう。

なぜ一人でSNS運用を続けるのは難しいのか?

SNS運用は、「投稿するだけ」が仕事ではありません

コンテンツ企画、撮影、編集、投稿、コメント対応、分析…と、実は幅広い業務が発生します。

特に「ネタ切れ」は、多くのSNS担当者が直面する壁です。

自分一人で考えていると、どうしても似たような投稿が続いてしまいます。

一人で運用する場合の課題:

  • 投稿ネタが思いつかなくなる
  • 自分の視点だけでは、コンテンツが偏りがちになる
  • 他の業務と両立できず、投稿が滞る
  • 社内情報の収集に時間がかかる
  • 孤独で、モチベーションを保ちにくい

社員を巻き込むメリット

「他の社員に協力してもらう」と聞くと、「迷惑じゃないかな…?」と思うかもしれません。

しかし、SNSは本来、担当者だけの仕事ではなく、会社全体で取り組むべきものです。

全社で取り組むことで、SNS運用にも会社全体にもメリットがあります。

①コンテンツの幅が広がる

営業部、製造部、企画部、総務部…。

それぞれの部署には、SNS担当者が知らない情報やエピソードがたくさんあります。

こうした情報を投稿に活かすことで、フォロワーにとって新鮮で、親しみやすいコンテンツが生まれます

②投稿の質が上がる

実際にその業務に携わっている社員からの情報は、リアリティと専門性があります

たとえば、商品開発の担当者に直接インタビューすれば、表面的な情報だけでなく、「なぜこの素材を選んだのか」「どんな苦労があったのか」といった深い話が聞けます。

こうした「中の人」ならではの情報は、フォロワーの共感や信頼にもつながります。

③負担が分散され、継続しやすくなる

すべてを一人でやろうとすると、どこかで息切れしてしまいます。

しかし、「撮影は〇〇さん」「情報提供は△△部門」と役割分担できれば、負担が軽くなります

結果的に、無理なく継続できる体制が整います。

④社内の一体感が生まれる

「自分の部署がSNSで紹介された!」という経験は、社員のモチベーション向上にもつながります。

また、SNSを通じて他部署の取り組みを知ることで、社内コミュニケーションが活性化することもあります。

社員を巻き込むための具体的な方法

「協力してもらいたいけど、どうやってお願いすればいいか分からない…」

そんな方のために、具体的な巻き込み方を紹介します。

①情報提供をお願いする

まずは、各部署に「こんな情報があったら教えてください」と依頼してみましょう。

情報提供をお願いする際のポイント:

  1. 何を知りたいのか、具体的に伝える(例:「新商品の開発秘話を教えてください」)
  2. 負担をかけすぎないよう、簡単に答えられる質問にする
  3. 定期的にお願いするのではなく、「気づいたタイミングで」と伝える
  4. 提供してもらった情報がSNSで投稿されたら、必ず報告する

「いつでも気軽に情報をください」という雰囲気を作ることが大切です。

②社員インタビューを実施する

社員を主役にした投稿は、「人」を感じてもらえるコンテンツとして人気があります。

インタビューをお願いする際は、事前に質問内容を共有し、答えやすい雰囲気を作ることがポイント。

「顔出しNG」の場合は、後ろ姿や手元だけの写真でも十分魅力的なコンテンツになります。

社員インタビューの例:

  • 「〇〇部門の1日」シリーズ
  • 「入社のきっかけ」「やりがい」など、働く人の想い
  • 「実はこんな趣味があります」など、プライベートの一面
  • 新入社員や中途入社の方の紹介

③オフィスや現場の様子を投稿する

日常的な風景も、フォロワーにとっては新鮮なコンテンツです。

撮影する際は、機密情報や個人情報が映り込まないよう注意しましょう。

また、写っている社員には必ず事前に許可を取ることを忘れずに。

投稿できる日常風景の例:

  • 朝の準備風景、開店前のバックヤード
  • 会議室での打ち合わせの様子
  • 休憩時間のリラックスした雰囲気
  • 季節の飾り付けや社内イベント

④定期的に社内報告会を開く

社員に協力してもらうためには、「SNSがどんな成果を出しているか」を共有することが重要です。

「自分が協力した投稿が、こんなに反応をもらえた!」という実感があると、次回以降も協力してもらいやすくなります

報告会は毎月でなくても、四半期に1回程度でも十分です。

報告会で共有したい内容:

  • フォロワー数の推移
  • 特に反応が良かった投稿の紹介
  • SNS経由の問い合わせや来店数(分かる場合)
  • 今後の投稿計画や目標




SNS運用を成功させるには、担当者だけでなく、会社全体が協力する文化が必要です。

まずは「隣の席の人に情報提供をお願いしてみる」「一人だけインタビューしてみる」など、小さなところから始めてみましょう。

その積み重ねが、やがて会社全体を巻き込むSNS運用につながっていきます。

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Mybestpro Members

石元和弘
専門家

石元和弘(デジタルマーケティング)

株式会社NWS

SNS運用継続のために必要な発信軸を言語化するワークショップからSNSの内製化をサポートし、専門性の高い業務については運用支援も提供します。運用代行費のコスト削減と、持続的なSNS運用を支援します。

石元和弘プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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