【未経験でもOK!】企業SNS担当に「必要なスキル」って?学びたい6つのこと④

石元和弘

石元和弘

テーマ:SNS運用

前回は「動画編集の基本」について解説しました。

今回はSNS担当者として欠かせない「データ分析力」について、解説します。

「分析」と聞くと難しそうに感じるかもしれません。

もちろん掘り下げていけば、専門的な統計知識や高度な分析スキルも存在します。

しかしSNS運用の基本的なデータ分析には、特別な数学知識は必要ありません

シンプルな数字の見方と、基本的な傾向を読み取る力があれば十分です。

日々の投稿結果を観察し、改善に活かすための基本的な見方を身につけましょう。

なぜSNSのデータ分析が必要なのか?

SNSを運用していると「この投稿は反応が良かった」「この時間帯の投稿は見てもらいやすい」など、感覚的な気づきが生まれてきます。

しかし、それを「なんとなく」で終わらせるのではなく、実際のデータで確認することが重要です。

データ分析のメリット

勘や経験だけに頼らない客観的な判断ができる

「なんとなく」ではなく「この投稿は〇〇だから反応が良かった」と具体的な理由が分かり、成功を再現しやすくなります

上司や関係者への報告・説明に説得力が増す

「先月より反応率が23%向上しました」など具体的な数字があると、SNS運用の成果や価値を社内に伝えやすくなります

時間や労力を効果的に配分できる

反応の良い曜日・時間帯が分かれば、効果の低い作業を減らし、成果の出やすい活動に注力できるようになります。

改善のサイクルが回しやすくなる

「何を」「どう」改善すべきかが明確になり、場当たり的ではなく計画的な改善が可能になります

初心者が見るべき基本的な指標

まずは以下の基本指標を押さえておきましょう。

いいね・コメント・シェアなどのアクション総数

どれだけの人が「見て終わり」ではなく「行動を起こしたか」が分かります。

どのようなコンテンツ(画像・動画・テキスト)や話題が最も反応を得られるかが分かり、今後の投稿内容の方向性を決める材料になります。

エンゲージメント率

アクションの総数を投稿のリーチ数(表示回数)で割り、100をかけた数値を指します。

算出方法:
エンゲージメントの総数÷投稿のリーチ数(表示回数)×100(%)

単純な数ではなく「割合」で測るため、フォロワー数の多少に関わらず投稿の質を評価できます

フォロワー増減

急激なフォロワー増加があった日の投稿内容を分析することで、新規ファン獲得に効果的な要素が見えてきます。

逆にフォロワーが減少した時期の投稿から、避けるべき内容も特定できます。

データ分析の基本的な流れ

まずは難しく考えず、下記のステップで試してみましょう。

データ分析の4ステップ

  1. データを収集する(各SNSの分析ツールを利用)
  2. 数値を整理する(表やグラフにまとめると見やすい)
  3. 傾向や特徴を見つける(良かった投稿・時間帯などを探す)
  4. 次のアクションを決める(成功パターンを増やす)

初心者におすすめの分析周期

毎日細かく分析する必要はありません。

まずは「続けること」を目標に、以下のようなサイクルで始めてみましょう

  • 毎週1回:基本指標の確認、特に反応の良かった投稿をチェック
  • 毎月1回:月間の傾向分析、翌月の投稿計画に活かす
  • 四半期に1回:中期的な変化を確認、大きな方針調整を検討

データから読み取りたい3つのポイント

どんな投稿が反応を得ているか

反応の良い投稿に、パターンがないか分析してみましょう。

分析ポイント:

  • コンテンツの種類(商品紹介・裏話・お知らせなど)
  • 表現方法(写真・動画・テキストの違い)
  • トーン&マナー(フランクな表現か、丁寧な表現か)
  • 投稿の長さ(文章量・動画の尺)

最適な投稿タイミングはいつか

同じ内容でも、投稿する時間や曜日によって反応が大きく変わることがあります。

チェックポイント:

  • 曜日別のエンゲージメント率
  • 時間帯別のリーチ数
  • 祝日や特定のイベント日の影響
  • 競合他社の投稿タイミングとの関係

「自社のターゲット」に多く見てもらえる、反応してもらえている時間に投稿することを意識しましょう。

フォロワーの傾向は?

自社アカウントのフォロワー属性を知ることで、より効果的なコンテンツが作れます。

確認したい項目:

  • 年齢層・性別
  • 地域
  • アクセス時間帯
  • 興味・関心(可能な場合)

中にはプラットフォームやフォロワーの数などの制約によって取得できないデータもあります。

まずは見られるものを参考にしてみましょう。


データ分析は目的ではなく手段です。

数字を見ることで「何が効果的か」の判断材料を得て、より良い運用につなげることが大切です。

最初は難しく感じるかもしれませんが、定期的に数字を見る習慣をつけるだけで、少しずつ「数字を読む力」が身についていきます。

完璧を目指さず、少しずつ始めてみましょう。

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石元和弘
専門家

石元和弘(デジタルマーケティング)

株式会社NWS

SNS運用継続のために必要な発信軸を言語化するワークショップからSNSの内製化をサポートし、専門性の高い業務については運用支援も提供します。運用代行費のコスト削減と、持続的なSNS運用を支援します。

石元和弘プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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