【違いは?】混同しがちな「SNS『運用』」と「SNS『マーケティング』」

石元和弘

石元和弘

テーマ:SNS運用

SNSを始めるとき、多くの人が「運用」と「マーケティング」の違いを理解せずに活動を開始してしまいます。

今回は、混同しがちなこの2つの概念の違いを初心者の方にもわかりやすく解説します。

SNS運用とSNSマーケティングの基本的な違い

SNS運用:日常的な活動の継続

SNS運用とは、簡単に言えば「SNSアカウントを日常的に管理すること」です。

具体的には次のような活動が含まれます。

  • 定期的な投稿を行う
  • フォロワーからのコメントに返信する
  • メッセージの対応をする
  • プロフィール情報を最新に保つ
  • フォロワーの増減や反応を確認する

これらの活動は、SNSアカウントを「継続的に動かす」ための基本的な業務と言えるでしょう。

SNS運用は、例えるならば「家庭菜園のお手入れ」のようなもの。

続けるために、水やりや草むしりといった定期的に必要なケアをすることです。

SNSマーケティング:目的達成のための戦略的活用

一方、SNSマーケティングは「特定の目的を達成するためにSNSを戦略的に活用すること」を指します。

たとえば、下記のような内容が挙げられます。

  • 「半年でフォロワー数を1000人増やす」
  • 「Instagram経由の商品購入を20%増加させる」
  • 「企業認知度を若年層で15%向上させる」
  • 「求人応募数を前年比で30%アップさせる」

このように、明確な目標を設定し、それを達成するための計画を立て、実行するのがSNSマーケティングです。

家庭菜園に例えると、SNSマーケティングは「この庭で美味しいトマトを収穫する」といった明確な目標を持って庭の手入れをするイメージです。

具体例で理解する違い

実際の例を通して、両者の違いをさらに明確にしてみましょう。

カフェのSNSの場合

SNS運用の例

  • 毎日のおすすめメニューを投稿する
  • 店内の様子を定期的に写真で紹介する
  • お客様からのコメントに返信する
  • 営業時間の変更があれば告知する

これらは日常的な情報発信と管理であり、特定の成果を数値化していません。

SNSマーケティングの例

  • 「2ヶ月間で平日ランチタイムの来店者数を15%増加させる」という目標を立てる
  • ターゲットを「近隣オフィスで働く30代女性」に設定
  • 平日11時〜13時にヘルシーランチメニューの写真を投稿
  • 「#オフィスランチ」「#酵素玄米」などのハッシュタグを戦略的に活用
  • 来店者にInstagramでの投稿を促すキャンペーンを実施
  • 毎週結果を分析し、より効果的な投稿内容や時間帯を検証する

このように、SNSマーケティングは明確な目標設定、ターゲット分析、戦略的なアクション、効果測定というPDCAサイクルを回します。

SNSを始めたばかりの方は、まずは基本的な運用に慣れることから始め、徐々にマーケティングの視点を取り入れていくことで、より効果的なSNS活用が可能になります。


次回は「SNS運用のメリットとデメリット」を解説します。

こちらもお楽しみに。

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石元和弘
専門家

石元和弘(デジタルマーケティング)

株式会社NWS

SNS運用継続のために必要な発信軸を言語化するワークショップからSNSの内製化をサポートし、専門性の高い業務については運用支援も提供します。運用代行費のコスト削減と、持続的なSNS運用を支援します。

石元和弘プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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