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「採用を強化したいけど、なかなか応募が来ない…」
「新入社員が入って来てもすぐに辞めてしまう…」
このようなお悩みを抱える、中小企業の採用担当者は多いのではないでしょうか。
人手不足が深刻化する今、新卒採用の停滞は業務負担の増加や事業拡大の遅れ、将来的な人材育成の難しさにもつながります。
今回は中小企業の採用の現状と、その主な原因をご紹介します。
中小企業における新卒採用の現状
中小企業庁が発表したデータによると、中小企業の新卒採用の実施率はわずか37.5%にとどまっています。
また、新卒採用を行った企業が感じている課題としては「応募が少ない」という回答が最も多い結果となりました。
多くの中小企業が応募者不足という課題に直面していることがわかります。
(参考:2024年度版「中小企業白書」第1節 人材の確保|中小企業庁)
新卒からの応募が来ない4つの原因
では、なぜ新卒からの応募が来ないのでしょうか?
以下の4つが主な原因と言われています。詳しく見ていきましょう。
原因①:企業の知名度が低く、学生に認知されていない
就活生はまず大手ナビサイトや大学の求人情報から企業を探します。
名前を知られていない企業は、比較対象にすら入らないことが多いのです。
特に地方企業や業界がニッチな企業では、学生が存在を知る機会が少なく、応募につながりにくいでしょう。
また、新卒世代は情報収集の多くをSNSで行っており、企業がSNSを活用していないと「存在を知られない」状況に陥りやすくなります。
原因②:大企業との待遇・安定感の比較で不利になりやすい
多くの学生は「安定」や「将来性」を重視して企業選びを行っています。
その点において、中小企業は給与や福利厚生、ネームバリューの面で見劣りしてしまうことが少なくありません。
もちろんすべての学生が大企業志向ではありませんが、魅力を伝える工夫をしなければ埋もれてしまう可能性も高いでしょう。
原因③:求人情報の内容が学生に響いていない
多くの場合、求人情報として記載できる内容は限られているため、「仕事内容」や「条件面」の説明に偏りがちです。
しかし、学生はそれ以外にも知りたいことがたくさんあります。
たとえば、「どんな環境で働けるか」「自分が成長できるか」といった将来像です。
学生は給与や休日といった条件よりも「働く人の雰囲気」や「入社後にどんなスキルが身につくか」といったリアルな情報に関心を持っています。
自分の将来をイメージできる情報がなければ、魅力的な求人とは感じてもらえないでしょう。
原因④:学生が求める「働き方・企業文化」とのミスマッチ
近年の学生は「ワークライフバランス」や「働きやすさ」を重視する傾向が強くなっています。
長時間労働や休暇の少なさがイメージされる企業には敬遠されがちです。
また、社風やコミュニケーションの取り方も重要で、自分に合わないと感じれば応募を控える学生も少なくありません。
こうしたミスマッチは、入社後の早期離職にもつながるリスクとなります。
次回はこれらの原因別に「新卒採用を成功させるコツ」を紹介します。
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