SNS内製化に踏み出す前に!知っておきたい3つのポイント

石元和弘

石元和弘

テーマ:SNS運用

前回までに、企業SNS内製化のメリットとデメリットについてお伝えしました。

「自分たちでやりたいけど、うまくいくか不安...」という声も多いと思います。

今回は、SNS内製化を成功させるための具体的な方法をご紹介します。

初心者の方でも実践しやすいよう、3つのステップに分けて解説します。

Step1:目的とゴールを明確にする

SNSを始める前に、まず考えるべきは「なぜSNSをやるのか?」という点です。

「みんなやっているから」「何となく必要そうだし…」という理由では、長続きさせるのは難しいでしょう。

SNS運用の目的例:

  • 新規顧客の獲得
  • 既存顧客との関係強化
  • 採用活動の支援
  • ブランドイメージの向上

目的が決まったら、具体的な数値目標も設定しましょう。

たとえば「半年でフォロワー500人達成」「月間で問い合わせ10件獲得」など、明確な目標があると進捗が測りやすくなります。

とはいえ、「始める前に具体的な数値を出すのは難しい…」という方もいるのでは。

そんな時は、最初の3ヶ月は「現状把握期間」と位置づけ、投稿への反応データを集めることを優先すると良いでしょう。

その数値をもとに、自社に合った現実的な目標が見えてきます。

Step2:小さく始めて改善を重ねる

最初から複数のSNSを一気に運用した方が効果が出ると思っていませんか?

確かに見てもらえる場所は増えるかもしれません。

しかし、発信する場所が増えれば増えるほど、運用も管理も大変になります。

まずは1つのプラットフォームからスタートするのがおすすめです。

どのプラットフォームを運用するかは、自社のターゲット層や目的、商材に合うかを基準に選ぶと良いでしょう。

小規模に始めて、投稿の反応を分析しながら改善を繰り返すことで、徐々に「自社に合うSNSの使い方」が見えてきます。

完璧を目指すより、まずは「続ける」ことを重視しましょう。

Step3:社内体制を整える

SNS内製化の継続には、担当者一人に任せきりにしないことが重要です。

社内全体でサポートする仕組みを作りましょう。

社内体制づくりのポイント:

  • 現場からの情報収集ルートを確立する
  • 投稿カレンダーを作成し共有する
  • 定期的に振り返りミーティングを実施する
  • 複数人で投稿を分担する




SNSの内製化には難しい面もたくさんあります。

しかし、自社の魅力を一番理解している皆さんだからこそ、伝えられる情報があることも事実。

「まだちょっと不安…」という方は、必要に応じて研修や外部サポートを取り入れるのも効果的です。

「すべて自分たちで」と無理をせず、専門家の知見を部分的に取り入れることで、より効率的に内製化を進められます。


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石元和弘
専門家

石元和弘(デジタルマーケティング)

株式会社NWS

SNS運用継続のために必要な発信軸を言語化するワークショップからSNSの内製化をサポートし、専門性の高い業務については運用支援も提供します。運用代行費のコスト削減と、持続的なSNS運用を支援します。

石元和弘プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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