採用ブランディングを成功に導くSNS活用法~なぜ今、SNSでの発信が重要なのか~
前回は「社員のSNS利用が企業にもたらすリスク」について解説しました。
今回は、それらのリスクを最小化するための具体的な対策について紹介します。
SNSを禁止するのではなく、適切な環境を整えることで、リスクを抑えつつSNSの可能性を活かす方法を考えていきましょう。
SNSポリシーを作成し共有する
社員が安心してSNSを利用できるよう、明確なルールを設けましょう。
SNSポリシーに含めるべき内容:
- 会社情報の取り扱いに関するルール
- 投稿を控えるべき内容の例
- 問題発生時の連絡・対応フロー など
ポリシーは抑制的なものではなく、あくまでも 社員が安心してSNSを活用できるための指針として作成するのがポイントです。
定期的な研修・啓発活動を実施する
ルールを作るだけでは不十分です。
定期的な研修や事例共有を通じて社員のSNSリテラシーを高めることが大切です。
研修方法の例:
- 実際の炎上事例を題材にディスカッション
- SNSの特性や影響力についての基本講座
- 部署別の具体的なシミュレーション訓練
特に新入社員や若手社員は、企業人としての情報発信の影響力について認識が不足している場合があります。
年代や役職に合わせた研修内容を工夫しましょう。
社員の発信を全面的に禁止しないことも大切
SNSのリスクを恐れるあまり「社員の発信を全面禁止」とする企業もありますが、それは必ずしも最善策とは言えません。
適切なガイドラインのもとでの発信は、場合によっては企業の魅力を伝える強力な手段になります。
社員が自社の製品やサービスに誇りを持ち、ポジティブな情報を発信することは、企業の信頼性向上にもつながるでしょう。
リスクを最小化しながら、社員の自発的な発信を適切に活用する視点も大切です。
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