【知っておきたい!】SNS採用を効果的に進めるポイント(前編)
前回までは企業の公式SNSアカウント運用におけるリスク対策を紹介してきましたが、実は社員の個人的なSNS活動も企業にとって無視できないリスク要因です。
今回は見落としがちな「社員のSNS利用が企業にもたらすリスク」について解説します。
適切な対応策を講じて、企業全体のSNSリスクを最小化しましょう。
社員のSNS利用が企業にもたらすリスク
SNSの利用者数は年々増加しています。
皆さんの中にも、個人的に日々の発信や交流を楽しむ方もおられるのではないでしょうか。
しかし、「プライベートの発言だから会社は関係ない」と考えるのは危険。
「個人の意見です」と断りを入れても、外部からは「○○社の社員」として見られることが少なくありません。
過去に問題となった投稿内容:
- 政治的・社会的に論争のある話題への過激な意見
- 顧客に関するネガティブな発言
- 差別的な表現や過激な物言い
実際の事例では、社員の不適切な投稿がきっかけで勤め先が特定され、企業全体が批判を受けたケースもあります。
問題が起こるのはなぜ?
SNSの影響力や拡散力を正しく認識していないことが原因と言えるでしょう。
炎上などの事例は、投稿者が「悪気はなかった」「軽い気持ちで投稿した」というケースがほとんど。
SNSの特性やリスクを十分に理解しないまま利用すると、投稿者に悪意がなくても問題が発生しやすくなります。
過去の問題投稿例:
- 機密情報の無意識な漏洩(オフィスの背景に映る機密書類など)
- 新製品の発売前情報を友人に自慢気に投稿
- 仕事の愚痴や不満をつい投稿してしまう
- 取引先訪問時の写真を許可なく投稿
このように、「社員の個人アカウントだし…」と安心するのは危険です。
思わぬところからトラブルに発展する可能性があることを覚えておきましょう。
次回は、「社員のSNS利用に関するリスク対策」を解説します。
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