【知っておきたい!】SNS採用を効果的に進めるポイント(前編)
SNSは影響力が大きいからこそ、慎重なリスク管理が欠かせません。
前回は企業SNSの主なリスクについて解説しましたが、今回はそのリスクを効果的に抑えるためのポイントをお伝えします。
企業SNSリスクの基本対策3つ
1. 投稿前のチェック体制を整える
誤字脱字や不適切な表現、誤解を招く言葉遣いは、企業の信用を損なう原因になります。
投稿前に複数人で確認できる体制を整えましょう。
「急ぎだから」と一人で判断せず、どんな時も基本のチェック体制を守ることが、結果的に大きなリスクを防ぎます。
確認ポイント:
- 事実確認(数字、日付、製品情報など)
- 表現の適切さ(差別的な表現がないか)
- 画像に映り込んでいる情報
- 著作権侵害の可能性
2. SNS運用ガイドラインを策定する
担当者ごとに判断基準が異なると、発信内容に一貫性がなくなり、トラブルの原因になります。
投稿ルールやトーン&マナー、禁止事項をルール化したガイドラインを作成しておくことで、誰が担当しても同じ水準で発信できるようになります。
ガイドラインは作って終わりにせず、最新の炎上事例や法令改正などを踏まえて定期的にアップデートしましょう。
3. トラブル発生時は迅速に対応する
SNSは拡散が早いため、トラブル発生時の初動対応が遅れると事態は一気に悪化します。
事前に「誰が対応するのか」「どのように謝罪や訂正を行うのか」といったフローを決めておくことが大切です。
決めておくと良いこと:
- 問題発覚後の連絡フロー
- 削除・謝罪・訂正などの判断基準
- 謝罪文のテンプレート
誠実で迅速な対応ができれば、むしろ「責任ある企業」として信頼を高めるチャンスにもなります。
問題を隠したり、言い訳をしたりするのではなく、真摯に対応することを意識しましょう。
次回は、意外と見落としがちな「社員のSNS利用のリスク」に関して解説します。
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