【企業SNS運用ルール】絶対に外せない項目を解説!②
前回は、ブランドサイト構築の最初の2ステップとして、「自社ブランドの棚卸し」と「目的とKPIの設定」について解説しました。
今回は、実際の制作に向けた具体的なステップを見ていきましょう。
Step3:構成・デザイン・トーンの設計
たとえば、本屋で雑誌を手に取るとき、表紙のデザインや写真の使い方で、その雑誌の個性や世界観をなんとなく感じ取るのではないでしょうか?
それと同じように、ブランドサイトも「見た目」や「伝え方」が、その企業らしさを表現する重要な要素となります。
主な検討ポイント:
- トップページの構成(どの情報を目立たせるか)
- 情報の見せ方や順序(ストーリーの組み立て方)
- デザインの方向性(色使い、写真、イラストなど)
- 文章の書き方(かたい?やわらかい?など)
- 写真や動画の使い方(世界観を伝える演出)
特に気をつけたいのは「ユーザー目線」の設計です。
かっこよさだけではなく、ユーザーが「どうしたら使いやすいか」「欲しい情報にストレスなくたどり着けるか」を意識しましょう。
Step4:社内調整と制作進行
「経営層は『もっとかっこよく』と言うけど、現場からは『使いやすさ重視で』という声があがる」
「デザインは決まったのに、最終段階で『うちのブランドカラーと違う』と指摘が入った」
部署間での意見の違いによる大幅修正は、よくある課題。
こうしたすれ違いを避けるためには、段階的な調整が重要になります。
おすすめの進め方:
- 企画段階:主要部署のキーパーソンと方向性を確認
- 構成段階:具体的な内容について各部署と調整
- 制作段階:原稿や画像の承認の流れを明確に
「なぜそのような表現にしたいのか」という理由を、データや具体例を交えて説明すると、社内の理解も得やすくなります。
Step5:公開後の運用計画
ブランドサイトは「作って終わり」ではありません。
コンテンツの更新や効果の分析、改善策の検討など、定期的なメンテナンスが必要です。
サイトの価値を保ち、さらに高めていくために、運用体制をしっかり整えておきましょう。
決めておくと良いこと:
- コンテンツ更新の担当と頻度
- アクセス解析のタイミング
- 改善施策の検討体制
これまで2回にわたって、ブランドサイト構築の5つのステップを解説してきました。
準備・制作・運用の各段階で「やるべきこと」を整理し、一つずつ進めていきましょう。
大切なのは、「なぜブランドサイトを作るのか」を都度考えること。目的を見失わず、各ステップを着実に進めることで、魅力的なブランドサイトが完成するはずです。
下記記事では、さらに「ブランドサイト運用のコツ」を紹介しています。
ぜひこちらも参考にしてみてください。
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