ブランドサイトに必要な5つの要素とは?(後編)

石元和弘

石元和弘

テーマ:SNS運用

今回は「ブランドサイトに必要な5つの要素」の、残り3つを解説します。

社内カルチャーと働く人の姿

「どんな人たちが、どんな想いで働いているのか」を掲載し、会社の「人となり」や「空気感」をリアルに伝えます

掲載内容の例:

  • 社員の一日の過ごし方
  • 仕事に対する想い
  • 職場の雰囲気

「リアルな情報発信」は、採用活動においても効果を発揮します。

働く環境や雰囲気を知ることで、応募者自身が「自分に合った会社かどうか」を事前に見極められ、採用後のミスマッチ防止に役立ちます。

採用後を見据えた情報発信も、ブランドサイトの重要な役割の一つと言えるでしょう。

社会への貢献・サステナビリティ

多くの人が「この会社は社会に良い影響を与えているのか」を意識するようになりました。

若い世代は特に、企業の社会的な姿勢を重視する傾向があるため、これらの情報を効果的に伝える必要があります。

重要視される要素の例:

  • 環境への取り組み
  • 地域社会への貢献
  • 多様な人材の活躍

ここで大切なのは、単に「こんな活動をしています」という事実を並べるだけではないということ。

なぜその活動に取り組むのか、どんな未来を目指しているのかという、企業の「想い」まで伝えることでより深い共感を得られます

SNSなど他のメディアとの連携

ブランドサイトは企業の「基本となる情報」、つまり変わらない理念や大切にしている価値観を伝える場所です。

しかし、ブランドサイトだけで詳細情報まで伝えるのは難しいでしょう。

SNSなどの他媒体を組み合わせることで、より詳細に企業の魅力を伝えられます。

しかし、どの媒体でどの情報を発信すればいいのか、わからなくなってしまうことも。

下記は「使い分けの例」です。ぜひ参考にしてみてください。

ブランドサイトとSNSの使い分けの例:

【ブランドサイト】
企業理念や商品へのこだわり、目指す未来など
⇒ じっくり時間をかけて作り込んだ内容

【SNS】
新商品が完成した時の開発者の喜びの声、お客様との会話、日々の仕事風景など
⇒ リアルタイムの情報



これまで2回にわたり、「ブランドサイトに必要な5つの要素」を解説してきました。

これらの要素をブランドサイトに上手く組み込むことで、企業の魅力をより深く、より幅広く伝えることができます。

次回からは「ブランドサイト制作の5ステップ」を解説します。お楽しみに。


企業SNS運用を始める、その前に!
「発信軸」や「投稿コンセプト」は決まっていますか?
NWSでは、企業SNS運用に欠かせない「発信軸」や「投稿コンセプト」を考えるワークショップを実施中!

「SNSはよくわからないし…」「本当に初心者なんです…」そんな方もご安心ください。
「SNSがなぜ必要か?」というところから、丁寧に解説します。

▼ ワークショップ「企業SNS運用はじめの一歩!」の開催情報はこちら ▼
https://mbp-japan.com/hyogo/nwssbs/seminar/

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

石元和弘
専門家

石元和弘(デジタルマーケティング)

株式会社NWS

SNS運用継続のために必要な発信軸を言語化するワークショップからSNSの内製化をサポートし、専門性の高い業務については運用支援も提供します。運用代行費のコスト削減と、持続的なSNS運用を支援します。

石元和弘プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

社員研修と運用支援でデジタルマーケティングを支えるプロ

石元和弘プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼