【企業SNS運用】押さえておきたい重要ステップ④
今回は「ブランドサイトに必要な5つの要素」の、残り3つを解説します。
社内カルチャーと働く人の姿
「どんな人たちが、どんな想いで働いているのか」を掲載し、会社の「人となり」や「空気感」をリアルに伝えます。
掲載内容の例:
- 社員の一日の過ごし方
- 仕事に対する想い
- 職場の雰囲気
「リアルな情報発信」は、採用活動においても効果を発揮します。
働く環境や雰囲気を知ることで、応募者自身が「自分に合った会社かどうか」を事前に見極められ、採用後のミスマッチ防止に役立ちます。
採用後を見据えた情報発信も、ブランドサイトの重要な役割の一つと言えるでしょう。
社会への貢献・サステナビリティ
多くの人が「この会社は社会に良い影響を与えているのか」を意識するようになりました。
若い世代は特に、企業の社会的な姿勢を重視する傾向があるため、これらの情報を効果的に伝える必要があります。
重要視される要素の例:
- 環境への取り組み
- 地域社会への貢献
- 多様な人材の活躍
ここで大切なのは、単に「こんな活動をしています」という事実を並べるだけではないということ。
なぜその活動に取り組むのか、どんな未来を目指しているのかという、企業の「想い」まで伝えることでより深い共感を得られます。
SNSなど他のメディアとの連携
ブランドサイトは企業の「基本となる情報」、つまり変わらない理念や大切にしている価値観を伝える場所です。
しかし、ブランドサイトだけで詳細情報まで伝えるのは難しいでしょう。
SNSなどの他媒体を組み合わせることで、より詳細に企業の魅力を伝えられます。
しかし、どの媒体でどの情報を発信すればいいのか、わからなくなってしまうことも。
下記は「使い分けの例」です。ぜひ参考にしてみてください。
ブランドサイトとSNSの使い分けの例:
【ブランドサイト】
企業理念や商品へのこだわり、目指す未来など
⇒ じっくり時間をかけて作り込んだ内容
【SNS】
新商品が完成した時の開発者の喜びの声、お客様との会話、日々の仕事風景など
⇒ リアルタイムの情報
これまで2回にわたり、「ブランドサイトに必要な5つの要素」を解説してきました。
これらの要素をブランドサイトに上手く組み込むことで、企業の魅力をより深く、より幅広く伝えることができます。
次回からは「ブランドサイト制作の5ステップ」を解説します。お楽しみに。
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