【Instagramブランディング】成功に導くために外せないポイントとは?(前編)

石元和弘

石元和弘

テーマ:SNS運用

前回は投稿スケジュールの作成と効果測定について解説しました。

それらを踏まえた上で、「Instagramブランディングを成功に導くためのポイント」を2回に分けてご紹介します。

1. ビジュアルを統一する

「かわいい」「クール」「ナチュラル」など、気分やトレンド、担当者の好みに合わせて毎回雰囲気を変えてしまうのはNG。

統一感が失われ、フォロワーの記憶に残りにくくなってしまいます

設定したブランドコンセプトに基づいて、ビジュアルの方向性を決めることが大切です。

たとえば「自然派コスメ」というコンセプトなら「ナチュラルで温かみのある」写真、「ハイテク家電」なら「洗練された印象」の写真を中心にするなど、ブランドの軸に沿った表現を心がけましょう。

統一すべき要素の例:

  • 写真の色味(明るめ/暗め、色温度など)
  • フィルターの種類
  • 文字のフォント

2. ターゲットを明確にする

「誰に向けて発信するか」が曖昧だと、投稿内容もブレやすくなります。

以下の項目を具体的にイメージしながら、ターゲット像を設定しましょう。

ターゲット設定の例:
【基本属性】

  • 年齢層
  • 性別
  • 職業
  • 居住地域


【ライフスタイル】

  • 趣味、休日の過ごし方
  • よく利用するSNS、情報収集方法
  • 価値観、大切にしていること
  • 悩みごと


漠然とした設定では、どんな投稿が響くか判断が難しくなってしまいます

一方で「都内在住・子育て中の30代女性。時短を重視し、品質の良いものを長く使いたい」など具体的に設定すると、投稿テーマや訴求ポイントが明確になります。

また、ターゲットの生活習慣や価値観まで理解することで、「忙しい朝に」「こだわりの休日に」など、より共感を得やすい表現も選びやすくなるでしょう。



次回は、「Instagramブランディングを成功に導くためのポイント(後編)」をお伝えします。

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石元和弘
専門家

石元和弘(デジタルマーケティング)

株式会社NWS

SNS運用継続のために必要な発信軸を言語化するワークショップからSNSの内製化をサポートし、専門性の高い業務については運用支援も提供します。運用代行費のコスト削減と、持続的なSNS運用を支援します。

石元和弘プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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