SNS採用ブランディング~成功のために押さえておきたい3つの注意点~
前回は投稿スケジュールの作成と効果測定について解説しました。
それらを踏まえた上で、「Instagramブランディングを成功に導くためのポイント」を2回に分けてご紹介します。
1. ビジュアルを統一する
「かわいい」「クール」「ナチュラル」など、気分やトレンド、担当者の好みに合わせて毎回雰囲気を変えてしまうのはNG。
統一感が失われ、フォロワーの記憶に残りにくくなってしまいます。
設定したブランドコンセプトに基づいて、ビジュアルの方向性を決めることが大切です。
たとえば「自然派コスメ」というコンセプトなら「ナチュラルで温かみのある」写真、「ハイテク家電」なら「洗練された印象」の写真を中心にするなど、ブランドの軸に沿った表現を心がけましょう。
統一すべき要素の例:
- 写真の色味(明るめ/暗め、色温度など)
- フィルターの種類
- 文字のフォント
2. ターゲットを明確にする
「誰に向けて発信するか」が曖昧だと、投稿内容もブレやすくなります。
以下の項目を具体的にイメージしながら、ターゲット像を設定しましょう。
ターゲット設定の例:
【基本属性】
- 年齢層
- 性別
- 職業
- 居住地域
【ライフスタイル】
- 趣味、休日の過ごし方
- よく利用するSNS、情報収集方法
- 価値観、大切にしていること
- 悩みごと
漠然とした設定では、どんな投稿が響くか判断が難しくなってしまいます。
一方で「都内在住・子育て中の30代女性。時短を重視し、品質の良いものを長く使いたい」など具体的に設定すると、投稿テーマや訴求ポイントが明確になります。
また、ターゲットの生活習慣や価値観まで理解することで、「忙しい朝に」「こだわりの休日に」など、より共感を得やすい表現も選びやすくなるでしょう。
次回は、「Instagramブランディングを成功に導くためのポイント(後編)」をお伝えします。
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