【ウチももしかして…?】企業アカウント運用でよくある3つの失敗パターン
前回は「ブランドコンセプトの策定」と「プロフィールの最適化」について解説しました。
ブランドの方向性が定まったところで、今回は具体的な運用方法に踏み込んでいきましょう。
今回は「投稿の計画性」と「効果の可視化」という2つの要素を解説します。
投稿スケジュールを立てることで一貫したブランドイメージを構築でき、効果測定によって改善ポイントが明確になります。
投稿スケジュールの作成
効果的なブランディングには、計画的な投稿管理が欠かせません。
「とりあえず思いついたときに投稿する」「宣伝したい時だけ投稿する」という方法では、一貫したブランドイメージを築くのが難しくなってしまいます。
特にInstagramは、アルゴリズムの特性上、定期的な投稿と安定したエンゲージメントが重要です。
計画性のない運用では、せっかくの投稿がフォロワーのタイムラインに表示されにくくなってしまう可能性もあります。
投稿計画で押さえるべきポイント
・キャプションの文案:
例)商品の特徴、使用シーン、お客様の声など
・使用するハッシュタグ:(5~10個程度)
例)業界関連、商品関連、トレンドワードなど
・最適な投稿時間帯
例)平日なら通勤時間帯や昼休み、夜の休憩時間など
定期的な効果測定と改善
「なんとなく運用している」だけでは効果が見えにくく、モチベーション維持も難しくなります。
データに基づいた改善を行うことで、より効果的なブランディングが可能になるでしょう。
効果測定の主な指標
- フォロワー数の推移 →月間どのくらい増えているか
- エンゲージメント率 →投稿に対するいいね!やコメントの割合
- 投稿別のリーチ数 →何人に投稿が表示されたか
- ストーリーズの完走率 →最後まで見てもらえた割合
これらの指標は、Instagramのインサイト機能(ビジネスアカウントの場合のみ利用可能)で簡単に確認できます。
効果測定のコツ
期間を決めて定期的にチェックする
運用の効果を把握するには、定期的なデータ確認が欠かせません。
週一回・月1回など、定期的なチェックを習慣化することで、フォロワー数やエンゲージメント率の推移が明確になり、施策の効果を正確に判断できます。
また、問題点にも早期に気付けるため、大きな改善が必要になる前に軌道修正が可能です。
反応の良かった投稿の特徴をメモする
フォロワーからの反応が得られる投稿には、理由があります。
写真の構図、色使い、投稿時間帯など、成功のポイントを推測し記録しておくことで、次回以降の投稿でも同様の効果を狙うことができます。
これにより、徐々に投稿への反応率を向上させることもできるでしょう。
また、数値だけでなく、コメントやDMを通じて得られるユーザーの生の声も、改善のための貴重な情報源です。
「この商品の詳細が知りたい」「もっと使用シーンの写真が見たい」といった要望は、次の投稿計画に反映させられます。
次回は、「Instagramブランディングを成功させるポイント」を解説します。
企業のSNSを長く・安全に運用するために…
\ 研修でSNS運用を内製化しませんか? /
株式会社NWSなら、各企業様のご状況に合わせ、内製化に向けて最適な方法を提案します。
- 今はリソースが無い
- リソースはあるけど、ノウハウが無い
- 自社で難しい部分のみ外注したい など
ぜひ一度ご相談ください。



