企業SNSの運用ルール作成~属人化を防ぎ、安全な運用を実現する3つのメリット~

石元和弘

石元和弘

テーマ:SNS運用

「大事なキャンペーンなのに、担当者が休みで発信できない…」
「今日投稿しないと、機会損失になるのに…」


SNS運用が特定の担当者に依存していると、このような事態に陥りかねません。

SNSは、今や広報・マーケティング活動に欠かせない存在。

しかし、多くの企業が「SNS運用の属人化」という課題を抱えています。

社員ごとにアカウント運用方法が異なったり、発信する内容に統一感がなかったりすると、せっかくのSNSマーケティングも効果が半減してしまいます。

SNS運用ルールがもたらす3つのメリット


「ルールを作ると面倒になるのでは?」 そう思われるかもしれません。

しかし、適切なルールは企業のSNS運用を効果的かつ安全にしてくれます

炎上・情報漏洩のリスクが低減できる

SNSは強力な拡散力を持つ反面、常に炎上や情報漏洩など様々なリスクが潜んでいます

主なリスク:

  • 個人情報の意図せぬ漏洩
  • 不適切な表現の使用
  • 誤情報の拡散

SNS運用ルールは、これらのリスクを未然に防ぐセーフティネットとして機能します。

ブランドの一貫性が確保できる

複数の担当者や部署がSNSを運用する際、それぞれが異なるトーンや内容で発信してしまうと、ブランドイメージが曖昧になってしまいます。

たとえば…

  • 担当者Aは丁寧な言葉遣いで情報発信
  • 担当者Bはフランクな言葉遣いで個人的な感想


結果、フォロワーが混乱してしまう

明確なルールがあれば、一貫性のあるメッセージを届けられ、フォロワーは企業らしさを感じ取れるようになります。

担当者の判断基準が明確になる

「どんな内容を投稿すればいいんだろう?」 「投稿前に誰かに確認してもらうべき?」

SNS担当者は日々、こうした判断を迫られています

具体的な判断基準を明確にすることで、下記のようなメリットがあります。

  • 担当者が迷わず業務を進められる
  • 発信の質が向上する
  • 運用の効率化が図れる




SNS運用ルールは、決して活動を制限するものではありません。

より安全で効果的なSNS運用を実現するための手助けをしてくれるものです。

しかし一方で課題点も存在します。

次回は「SNS運用ルールのデメリット」を解説します。

企業のSNSを長く・安全に運用するために…

\ 研修でSNS運用を内製化しませんか? /
株式会社NWSなら、各企業様のご状況に合わせ、内製化に向けて最適な方法を提案します。

  • 今はリソースが無い
  • リソースはあるけど、ノウハウが無い
  • 自社で難しい部分のみ外注したい など


ぜひ一度ご相談ください。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

石元和弘
専門家

石元和弘(デジタルマーケティング)

株式会社NWS

SNS運用継続のために必要な発信軸を言語化するワークショップからSNSの内製化をサポートし、専門性の高い業務については運用支援も提供します。運用代行費のコスト削減と、持続的なSNS運用を支援します。

石元和弘プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

社員研修と運用支援でデジタルマーケティングを支えるプロ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ神戸
  3. 兵庫のビジネス
  4. 兵庫のWEBマーケティング
  5. 石元和弘
  6. コラム一覧
  7. 企業SNSの運用ルール作成~属人化を防ぎ、安全な運用を実現する3つのメリット~

石元和弘プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼