【企業SNS運用】押さえておきたい重要ステップ②
前回は「中の人」の基本設計について解説しました。
運用ルールができたら、次は実践です。
今回は企業SNSの「中の人運用」を成功させるコツをご紹介します。
コツ1:投稿に「人間らしさ」をにじませる
企業SNSは単なる広報の場ではなく、フォロワーと信頼関係を築く大切なコミュニケーションの場です。
たとえば商品のお知らせだけでなく、オフィスの日常や、スタッフの些細な出来事など、企業の「素顔」を見せることでフォロワーとの距離が縮まります。
企業の「素顔」の見せ方の例
- 中の人ならではの一言を添える: 「今日は花金ですね!」「月曜の朝は眠いです…」
- さりげないユーモアを取り入れる : 「今日のランチはカレー!社食のカレーは裏メニューです(笑)」
- 季節感のある話題に触れる: 「窓の外は桜が満開!仕事の合間に花見気分」
- 仕事の裏側を見せる: 「新商品の開発会議中」「たくさんの試作品に囲まれています」
企業らしさを保ちながらも、親しみやすい投稿を心がけましょう。
コツ2:トレンドや話題に素早く反応する
SNSでは、フォロワーとの自然な会話のきっかけを見つけることが重要です。
トレンドを見つけるポイント
- 話題のキーワードをチェック
- 注目のハッシュタグを確認
- 他社の反応を観察
- ニュースの話題をウォッチ
日常的にチェックし、自社らしく参加できる会話の機会を探しましょう。
うまくトレンドを取り入れられれば、投稿が自然と拡散され、新たなファンとの出会いも生まれやすくなります。
とはいえ、「話題だから」という理由だけで、すべてのトレンドに便乗するのは危険です。
参加する話題は、社内で基準を決めて慎重に判断しましょう。
参加判断の基準例
- 自社の商品やサービスと自然に結びつく
- 企業イメージを損なわない
- 社会的に配慮が必要な話題ではない
- 特定の立場や主張に偏らない
堅すぎず、緩すぎない。そんなちょうどよい距離感を見つけることが、企業SNS運用の醍醐味といえます。
これらのポイントを意識しながら、フォロワーとの信頼関係を築いていきましょう。
下記の記事では、これまで解説した内容に加えて「『中の人運用』に関する注意点」をご紹介しています。
こちらもぜひ、参考にしてみてください。
企業SNSの「中の人」運用に関する注意点
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