企業のInstagram活用~運用効果をUPする4つのポイント~

石元和弘

石元和弘

テーマ:SNS運用

Instagramは、写真や動画を通じて商品やサービスの魅力を伝えられるツールとして、企業からも注目を集めています。

前回は基本的な活用方法をご紹介しました。

今回は、より効果的な運用のために 「押さえておきたい4つのポイント」 を解説します。

1. 目的・ターゲットを明確にする

投稿を作成する前に、まず運用の目的とターゲットを明確に設定することが大切です。

この作業を怠ると、一貫性のない投稿になりやすく、本当に情報を届けたいユーザーに伝わりにくくなります。

代表的な目的の例:

  • 認知度の向上:自社の商品やサービスを広める
  • 販売促進:売上アップを目指す
  • 顧客との信頼構築:コミュニケーションを促進
  • サイトへの誘導:自社サイトへの流入を増やす

ターゲット設定の基本項目:

  • 年齢層
  • 職業
  • 関心事
  • 居住地域
  • 具体的なニーズ

2. 数値目標を決める

数値目標を設定すると、現状とのギャップが明確になり、そのギャップを埋めるために必要な行動が見えてきます

目標は目的に沿って、できるだけ具体的に設定します。

目的別の数値目標例:

  • 売上拡大:月間売上を前年比◯%増加
  • 新規顧客獲得:1ヶ月で新規顧客◯人獲得
  • リピーターの増加:リピート率◯%アップ

また、定期的(週単位・月単位など)に達成具合を確認し、必要に応じて改善策を立てましょう。

3. 検索キーワードを意識する

SNSは発信ツールだけでなく、検索エンジンとしても活用されています

適切なキーワード対策をすることで、ターゲットユーザーに自然な形で認知してもらえる可能性が広がります。

キーワード対策の例:
プロフィール欄に入れる
キャプションに盛り込む
ハッシュタグを使用する[/箇条書き]

ハッシュタグは最大30個まで設定できますが、3~5個が適切とされています。

関連性の高いものを厳選して設定しましょう。

4. 分析・改善を繰り返す

投稿データを通してユーザーの行動を分析し、継続的な改善を行うことが重要です

数値は、Instagramの「インサイト」機能で確認ができます。

インサイトで見られるデータの例:

  • 投稿が見られた回数
  • 投稿の反応率
  • 流入の経路 など

※インサイトの利用には、ビジネスアカウントまたはクリエイターアカウントへの切り替えが必要です。


今回はInstagram運用時に 「押さえておきたい4つのポイント」 を解説しました。

これらを意識することで、Instagramをより効果的に活用することができます。

下記記事ではさらに「Instagramマーケティングで気をつけるべきこと」を解説しています。

こちらもぜひチェックしてみてください。

SNS運用に関する課題は、企業により異なります。

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石元和弘
専門家

石元和弘(デジタルマーケティング)

株式会社NWS

SNS運用継続のために必要な発信軸を言語化するワークショップからSNSの内製化をサポートし、専門性の高い業務については運用支援も提供します。運用代行費のコスト削減と、持続的なSNS運用を支援します。

石元和弘プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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