企業SNS運用をラクにする!コンテンツカレンダーとは?
前回、前々回とで、X(旧Twitter)活用のメリットとデメリットをお伝えしました。
「でも実際にどう活用すればいいの?」
たしかに、SNS運用をこれから始める方にとっては具体的な運用イメージが湧きにくいかもしれません。
そこで今回は、X(旧Twitter)の「企業での活用方法」を6つご紹介します。
- 基本の情報発信
- ユーザーとの交流
- 広告配信
- インフルエンサー活用
- キャンペーン実施
- 個人アカウントの活用
基本の情報発信
企業や商品・サービスについての情報発信を指します。
費用をかけずに情報を発信でき、多くの方へ届く可能性がある点が魅力です。
下記は投稿内容の例です。
- 飲食店:「本日のおすすめメニュー」の写真投稿
- アパレル:新作商品の着用イメージの紹介
- 美容室:お客様のビフォーアフター写真(許可を得て)
より効果的に運用するには、定期的な投稿も大切。
X(旧Twitter)は一般的に、一日5~10回の投稿がおすすめと言われています。
ただし、投稿数を増やすことだけを目指すのではなく、フォロワーにとって価値のある情報を提供することを意識しましょう。
ユーザーとの交流
X(旧Twitter)は、お客様との関係づくりにも効果的です。
気軽な会話からカスタマーサポートまで、状況に応じた柔軟なコミュニケーションが可能です。
- 例:
- カフェ:「この商品の食べ方が知りたい」という質問への丁寧な返答
- 家電メーカー:商品の使い方アドバイス
- 書店:本の探し方や在庫状況の案内
ただし、フォロワーが極端に少ない段階での過度な働きかけは、逆効果になる可能性も。
まずは100人程度のフォロワーを集めてから、徐々に交流を深めていくことをおすすめします。
広告配信
年齢層・地域などでターゲットを絞った効果的なアプローチが可能です。
通常の投稿に溶け込む形で自然に表示されるため、ユーザーにも受け入れられやすい特徴があります。
新商品発売時や季節のキャンペーンなど、重要なタイミングでの宣伝に活用できます。
インフルエンサー活用
影響力のある方に情報発信を依頼する方法です。
企業が直接PRするよりも自然な形で情報を届けられ、自社だけではアプローチできなかった層への発信も期待できます。
- 例:
- コスメブランド:人気美容系インフルエンサーによる使用レビュー
- 食品メーカー:料理研究家によるレシピ紹介
- スポーツ用品:アスリートによる商品使用シーン
ステルスマーケティング(広告であることを隠した宣伝)にならないよう、「PR」などの表記を忘れないようにしましょう。
キャンペーン実施
プレゼント企画などを通じて認知度を高める方法です。
フォロワー獲得や情報拡散に効果的で、うまくいけば自然な口コミでの拡散も期待できます。
- 例:
- フォロー&リツイートで10名様に商品プレゼント
- 使用シーンを投稿してくれた方に商品券進呈
- 創業記念日の感謝祭、抽選で豪華賞品が当たる
ただし、闇雲にキャンペーンを開催するだけでは、一時的な盛り上がりで終わってしまう可能性があります。
実際、プレゼント目当てで登録した方から、キャンペーン終了後に一斉にフォローを解除されるケースも少なくありません。
このような「一過性の関係」を避けるため、継続的な関係を築ける顧客の獲得を意識した企画設計が重要です。
個人アカウントの運用
企業アカウントと合わせて、スタッフの個人アカウントを活用する方法も注目されています。
企業アカウントはフォーマルな印象になりがちですが、個人アカウントならではの等身大の発信もしやすくなります。
「個」や「人間らしさ」を感じてもらうことで共感が生まれやすく、より深い信頼関係の構築につながるでしょう。
ただし、個人アカウントでも、情報管理には十分な注意が必要です。
企業の一員としての発信となるため、事前にガイドラインを設けるなど、対策を講じましょう。
※ 「ガイドライン」の詳細は、下記コラムよりご確認いただけます。
【無いと危険?】企業SNS運用の「社内向け『ガイドライン』」
今回、6つのX(Twitter)活用方法をご紹介しました。
しかし、一度にすべてを始める必要はありません。
まずは基本の情報発信からスタートし、運用に慣れてきたら徐々に活動の幅を広げていくことをおすすめします。
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