はじめての企業X(旧Twitter)運用 ~知っておきたい2つの注意点~

石元和弘

石元和弘

テーマ:SNS運用

「SNS、とりわけX(旧Twitter)は、誰でも簡単に始められる」

たしかにアカウント開設は数分程度で完了し、投稿も文字だけなら手軽にできます。

しかし、企業としてX(旧Twitter)を運用する場合は、事前に理解しておくべき重要な注意点があります

今回は、企業担当者の方が「押さえておきたい2つのポイント」を解説します。

炎上リスクへの注意が必要

X(旧Twitter)は、幅広い層のユーザーが利用しています。

さらに「リポスト機能」により、情報が拡散されやすいプラットフォームです。

「リポスト機能」は、企業にとって情報を広く届けられる大きなチャンス。

しかし同時に、「誤った情報」や「不適切な投稿」も拡散される可能性があることを意識しておく必要があります。

※ 総務省の調査でも、X(旧Twitter)は他のSNSと比べて炎上が起きやすいプラットフォームだと報告されています。
(参考:令和元年版 情報通信白書のポイント | 総務省

一度炎上すると、企業イメージの低下など、大きなダメージを受ける可能性があります。

そのため、日頃から炎上対策をしておくことが重要です。

※ 企業SNS運用の「炎上対策」に関しては、下記コラムで解説しています。
企業SNS炎上~予防のための基本対策4つ〜

すぐには成果が出にくい

X(旧Twitter)に限らず、SNSはすぐに成果が出る媒体ではありません。

人間関係と同じように、フォロワーとの信頼関係は日々の積み重ねによって築かれていきます

また、効果的な投稿方法を見出すためにも、ある程度の投稿実績が必要です。

まずは「3ヶ月」など期間を区切って、定期的な投稿を続けてみましょう

着実に実績を積み重ねることで、成長のヒントが見えてきます。

X(旧Twitter)の運用を検討されている方へ

これらのデメリットを知って、「運用をやめておこうかな」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、炎上リスクはSNSの有無に関わらず存在します。

たとえば、近年話題となった「バイトテロ」のように、企業がSNSを運用していなくても発生する可能性があります

SNSアカウントを持っていれば、むしろ問題が発生した際に「より多くの方に正確な情報を届けられる」などのメリットも。


また、すぐに成果が出ない媒体だからこそ、早めに運用を始めることが大切とも言えます。

まずは無理のない範囲で、運用をスタートしてみませんか?


SNS運用に関する課題は、企業により異なります。

\ こんな課題、抱えていませんか? /

  • 今はリソースが無い
  • リソースはあるけど、ノウハウが無い
  • 自社で難しい部分のみ外注したい など


株式会社NWSでは、「外注」と「研修」を柔軟に使い分け、内製化に向けて最適な方法を提案します。
ぜひ一度ご相談ください。

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石元和弘
専門家

石元和弘(デジタルマーケティング)

株式会社NWS

SNS運用継続のために必要な発信軸を言語化するワークショップからSNSの内製化をサポートし、専門性の高い業務については運用支援も提供します。運用代行費のコスト削減と、持続的なSNS運用を支援します。

石元和弘プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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