【他人事ではない!】企業SNS炎上~予防のための基本対策4つ〜

石元和弘

石元和弘

テーマ:SNS運用

「過激な発言さえしなければ大丈夫」
「フォロワー数も少ないし、そこまで注目されていない」


こんな声を耳にすることがあります。

しかし、SNSの炎上は決して他人事ではありません。

たった1つの投稿が原因で、会社の信頼が一瞬で崩れる可能性もあります。

また、実は多くの炎上事例が「まさか自分が...」という担当者の何気ない投稿から始まっています

このように、SNSの炎上リスクは身近に潜んでいます。

ただし、適切な対策を講じることで、炎上リスクは減らすことができます。

今回は、明日から実践できる4つの対策をご紹介します。

【企業SNS運用】炎上の防止策4つ

  • ガイドラインを作成する
  • 定期的に学習機会を設ける
  • ダブルチェック体制を確立する
  • コンテンツカレンダーを活用する

ガイドラインを作成する

まずは投稿の基準となるルールを作り、「いつでも」「社内の誰でも」確認できるように文書化しましょう

「これは投稿しちゃダメ」「この日は要注意」といった基準があれば、迷うことなく判断できます。

ルールの例:

  • 政治的な発言は避ける
  • 差別的な表現を使わない など

「そんなの当たり前」と思える内容でも、記載することで認識の差をなくすことができます

複数人で作成することで、抜け漏れも防ぎやすくなるでしょう。

※ 「ガイドライン」の詳細は、下記コラムよりご確認いただけます。
【無いと危険?】企業SNS運用の「社内向け『ガイドライン』」とは

定期的に学習機会を設ける

「なぜあの企業は炎上したのか?」実際の事例を題材に、チームで話し合いましょう。

他社の失敗から学ぶことで、自社での同じような失敗を防ぐことが目的です。

月1回など定期的な学習機会を設けることで、SNSリスクへの意識を高く保つことができます

ダブルチェック体制を確立する

投稿前の内容確認は、可能な限り複数人で行いましょう。

一人では気付きにくい問題点も、異なる視点があることで発見しやすくなります

あらかじめ担当者に「この日に確認をお願いします」と伝えておけば、業務予定を調整できます。

コンテンツカレンダーを活用する

企業SNS運用は、投稿内容と同様に「投稿タイミング」にも細心の注意が必要です。

過去にも、大きな災害が起こった日に「不謹慎」といわれる投稿をしてしまい、炎上につながった事例があります。

注意日をコンテンツカレンダーに記入しておき、その日は投稿しない、投稿内容チェックの人数を増やすなど、対策を練っておきましょう



今回は企業SNSの炎上を防ぐための対策を4つご紹介しました。

まずは自社に合った形で、できることから実践してみましょう。

次回は「SNS炎上が起きてしまった後の対処方法」について解説します。

事前の備えと合わせて、ぜひご確認ください。


SNS運用に関する課題は、企業により異なります。

\ こんな課題、抱えていませんか? /

  • 今はリソースが無い
  • リソースはあるけど、ノウハウが無い
  • 自社で難しい部分のみ外注したい など


株式会社NWSでは、「外注」と「研修」を柔軟に使い分け、内製化に向けて最適な方法を提案します。
ぜひ一度ご相談ください。

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石元和弘
専門家

石元和弘(デジタルマーケティング)

株式会社NWS

SNS運用継続のために必要な発信軸を言語化するワークショップからSNSの内製化をサポートし、専門性の高い業務については運用支援も提供します。運用代行費のコスト削減と、持続的なSNS運用を支援します。

石元和弘プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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