【企業SNS運用】投稿の要注意日~コミュニケーションツールとしての本質を考える~
前回は、企業のSNS運用に役立つ「コンテンツカレンダー」の概要と、メリットをご紹介しました。
「便利なのはわかった。でも、具体的にどうやって作ればいいの?」
そんな声にお応えして、今回は「コンテンツカレンダーの作成手順」を解説します。
【企業SNS運用】コンテンツカレンダー作成の5ステップ
- 社内の予定を把握する
- 季節のイベントをチェック
- SNSごとの投稿計画を立てる
- 具体的な投稿内容を決める
- 振り返りと改善
順番に解説します。
【ステップ1】社内の予定を把握する
企業のSNS運用は、一見すると広報やマーケティング部署だけの仕事のように思われがちです。
しかし、効果的に運用するためには、企業全体で連携をとることが重要です。
たとえば、下記のような連携方法があります。
- 新商品の発売時期に合わせて投稿を行う
- 営業の販促キャンペーンと連動したSNS施策を展開する
- 顧客の疑問や要望を、SNSでのQ&A投稿に活用する など
社内情報を事前に把握し、SNS投稿計画に組み込むことで、より戦略的な運用が可能になります。
把握すべき社内情報の例:
- 新商品の発売日
- 商品のアピールポイント
- 開催イベント など
【ステップ2】季節のイベントをチェック
季節やイベントに合わせた投稿は、ユーザーの「今」のニーズに応えやすく高いエンゲージメントが期待できます。
たとえば年末年始やバレンタインなど、その時期ならではの投稿は、通常より高い反応が得られる傾向にあります。
季節イベントの例:
- お正月
- バレンタインデー
- お月見
- クリスマス など
年間の主要イベントをあらかじめカレンダーに書き出しておき、前もって投稿計画を立てましょう。
【ステップ3】SNSごとの投稿計画を立てる
InstagramとX(旧Twitter)では、「求められる投稿の形式」や「最適な投稿頻度」が異なるように、各SNSプラットフォームには、それぞれ異なる特徴や利用傾向があります。
各SNSの特性を活かした投稿計画を立てることで、コンテンツを届けたい人に情報が届けやすくなるでしょう。
各プラットフォームの特徴は下記記事でご確認いただけます。
【ステップ4】具体的な投稿内容を決める
余裕を持って投稿作成ができるように、事前に投稿内容を決めておきましょう。
内容は、「ユーザーが知りたいこと」を軸に考えます。
投稿内容の例:
- 商品の実際の使用感
- よくある失敗と対処法
- 他のユーザーの活用法 など
ユーザー目線での疑問や関心に応える内容を意識しましょう。
様々な切り口で発信することで、「見たくなる」「役立つ」SNSアカウントを作ることができます。
【ステップ5】振り返りと改善
SNS運用は、投稿して終わりではありません。
どのような投稿が効果的だったのか、何が課題だったのかを分析し、次の施策に活かすことが重要です。
コンテンツカレンダーに、「投稿の目的」や「実績」を記録することで、傾向が見分けやすくなります。
記録から得た気づきを、次の投稿計画に活かしましょう。
今回は、コンテンツカレンダー作成に必要な5つのステップをご紹介しました。
では、具体的に、カレンダーにはどんな項目を入れればよいのでしょうか?
投稿内容、使用する画像など、必要な項目は多岐にわたります。
そこで次回は、「コンテンツカレンダーの具体的な項目」をご紹介します!
SNS運用に関する課題は、企業により異なります。
\ こんな課題、抱えていませんか? /
- 今はリソースが無い
- リソースはあるけど、ノウハウが無い
- 自社で難しい部分のみ外注したい など
株式会社NWSでは「外注」と「研修」を柔軟に使い分け、内製化に向けて最適な方法を提案します。
ぜひ一度ご相談ください。



