【はじめてのSNSブランディング】失敗しないためのポイント～運用編～

前回は、SNSブランディングを始める前の準備として、「自社らしさの整理」や「ターゲット設定」、「投稿内容の設計」についてお伝えしました。

では、実際の運用段階ではどのようなポイントに気をつければよいのでしょうか。
※前回のコラムを読む

今回は、運用開始後に必要な取り組みについて解説します。

フォロワーとの関係を築く

ユーザーは、膨大な選択肢の中から商品やサービスを選んでいます。

「この企業で買いたい」と思ってもらうためには、商品の良さだけでなく、企業としての魅力や信頼性を伝えていく必要があります。

そこで活きるのが、SNSならではの「直接対話」という特徴です。

コメント返信や問い合わせ対応などのコミュニケーションを通じて、信頼関係が生まれていきます。

このような信頼関係があってこそ、お客様は新商品を試してくれたり、周りの人に推薦してくれたりするようになります。

SNSは単なる情報発信の場ではありません。

根本は「コミュニケーションツール」だということを念頭に置いて、運用しましょう。

効果を確認し改善を重ねる

ここで、あらためてブランディングの本質を考えてみましょう。

ブランディングとは、単なる認知度向上施策ではありません。

企業や商品の価値を明確に伝え、お客様にとって「特別な存在」となることを目指す継続的な取り組みです。

そのためSNSでは、日々の投稿を通じて自社らしさを表現し、お客様との信頼関係を築いていく必要があります。

しかし、ただ投稿を続けるだけでは効果が見えにくいため、定期的に「うまくいっているか」をチェックすることが大切です。

数字の変化を見ることで、「自社のメッセージがどう受け止められているか」、また「お客様との関係性がどう変化しているか」を捉えやすくなります。


いくつか指標の例を挙げます。

自社のメッセージは届いているか？

お客様との関係は深まっているか？

これらの指標は、業界や商品特性、そして目指すブランドイメージによっても異なります。

自社が目指す方向性に合わせて、重視すべき指標を設定しましょう。



SNSブランディングを成功させるには、このような日々の運用ポイントを押さえることが大切です。

下記記事では、さらに「成果を出している企業に共通するポイント」や、「具体的な運用のヒント」をまとめています。

ぜひ参考にしてみてください。