【他人事ではない!】企業SNS炎上~予防のための基本対策4つ〜
前回までのコラムでは、「SNSブランディングの特徴」や「企業にとっての重要性」についてお伝えしてきました。
「でも、実際どうやって始めればいい?」と迷われる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回と次回は、「基本的な戦略設計」を2回に分けてご紹介!
今回は、SNSブランディングの土台となる準備段階について解説します。
- 自社の「らしさ」を見つける
- ターゲット像を具体的にする
- 投稿内容を設計する
自社の「らしさ」を見つける
まずは、自社の「特徴」や「強み」を整理することから始めましょう。
問いかけの例:
- 他社にはない自社の特徴は?
- お客様が自社を選ぶ理由は?
- 会社設立時の想いは?
社員や、すでに支持してくれているお客様への簡単なヒアリング ・アンケートなども効果的です。
思いもよらぬ自社の価値に気づく可能性があります。
ターゲット像を具体的にする
次に「誰に向けて発信するのか」を明確にします。
ターゲットが曖昧なまま運用を始めると、下記のような問題が起きやすくなります。
- 本来届けたい人に「自分には関係ない」と思われる
- フォロワー数は増えてもビジネス成果に結びつかない など
そのため、最初にターゲットを明確にし「その層が使用するSNSは何か」「どんな言葉遣いが適切か 」などを定める必要があります。
以下の3つを軸に考えてみましょう。
- どんな人に商品・サービスを届けたいか?
- その人はどんな課題や悩みを抱えているか?
- 自社はそれをどう解決できるか?
投稿内容を設計する
ターゲット像が見えてきたら、次は「どんな情報を届けるか」を考えていきましょう。
たとえば、オーガニック食品を扱うECサイトの場合、以下のような投稿の組み合わせが考えられます。
お役立ち情報
フォロワーの課題解決をサポートし、信頼関係を築くことを目的としたコンテンツ
- 旬の野菜の見分け方
- 野菜の保存方法
- 栄養士による食材コラム など
「この企業は私たちの悩みを理解している」「役立つ情報を発信してくれる」というイメージを築くことができます。
楽しい投稿
企業の親しみやすさを演出し、フォロワーとの距離を縮めるためのコンテンツ
- 生産者のインタビュー
- スタッフの愛用レシピ
- 商品が届くまでの裏側 など
企業の裏側や人の顔が見える投稿は、親近感を持ってもらうきっかけになります。
また、気軽に「いいね」やコメントもしやすいため、フォロワーとの自然な交流が生まれやすくなるでしょう。
商品・サービス紹介
自社の商品・サービスの認知拡大・理解の促進を目的としたコンテンツ
- 新商品の紹介
- 季節限定セットの案内
- お客様のレビュー紹介 など
本来、企業としては一番お客様に伝えたい情報ですが、宣伝投稿ばかりだとフォロワーは離れてしまいます。
そのため、フォロワーとの信頼関係を築いた上で、適度に商品・サービスの情報を織り交ぜていくのがポイントです。
このように、自社の特性に合わせて要素をバランスよく組み合わせれば、フォロワーにとって価値のあるアカウントを作ることができます。
まずは自社の商品やサービスに置き換えて、どんな投稿ができそうか考えてみましょう。
さて、次回は運用を開始してからの流れに焦点をあてて解説します。
SNSをより効果的に運用するためのヒントとして、ぜひご活用ください。
SNS運用に関する課題は、企業により異なります。
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