企業SNSの「よくわからないアカウント問題」を解決!見逃しがちなトンマナ設定
「他社の投稿は話題を呼んでいるのに、うちは反応が今ひとつ...」
「そもそも、SNSでのブランディングって何をすればいいの?」
このような悩みを抱える、企業SNS担当者もいるのでは。
実は、SNSは単なる情報発信の場ではありません。
適切に活用することで、従来のメディアでは実現できなかった新しいブランディングの可能性が広がります。
ブランディングとSNSの関係性
「ブランディング」とは、企業や商品の価値を明確にし、顧客にとって特別な存在として印象づける戦略的なプロセスです。
単なる認知度向上だけでなく、自社らしさを表現し、顧客との長期的な信頼関係構築を目指す継続的な活動といえます。
「SNSブランディング」は、このブランディング活動をSNSプラットフォーム上で展開することを指します。
なぜ今、SNSブランディングなのか?
総務省の調査によれば、10~40代では約8割がインターネット(SNSを含む)を「情報源として最も重視」しています。
若年層を中心に情報収集の主戦場がSNSへとシフトしつつあるため、いくら素晴らしい商品やサービスがあっても、従来のテレビCMなどマスメディアだけでは、ターゲット層の目に留まりにくくなっています。
(参考:令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書)
SNSならではの強み
SNSには従来のマスメディアにない特徴があり、それを活かすことで効果的なブランディングが可能になります。
具体的にどのような特徴があるのか、見ていきましょう。
即時性
イベントのライブ配信など、リアルタイムでの情報発信や、コメント返信などでの素早い対応が可能なため、顧客との距離を縮めることができます。
双方向性
コメントやダイレクトメッセージを通じて、ユーザーと直接的なコミュニケーションが可能です。
一方的な情報発信ではなく、顧客との対話を通じた関係構築へと進化させることができます。
拡散力
「いいね」や「シェア」といった機能により、魅力的なコンテンツは自発的に拡散されていきます。
ユーザーが共感したコンテンツを自ら周りにシェアすることで、より多くの人にリーチできるだけでなく、第三者からの「信頼性の高い口コミ」としても機能します。
視覚訴求力
画像や動画を通じて、ブランドの世界観や価値観をより印象的に伝えることができます。
SNSブランディングで得られる3つの価値
上記SNSの特徴を活かすことで、以下のような価値が生まれます。
ブランドイメージが構築できる
開発秘話やスタッフの日常、オフィスの様子など、これまで見えづらかった企業の内側を見せることで、ユーザーとの心理的な距離を縮めることができます。
また、投稿のトーンや返信の仕方を工夫することで、独自の企業カラーを表現することも可能です。
これらは採用活動にも役立つでしょう。
顧客との深い関係構築
SNSならではの双方向コミュニケーションを通じて、従来のメディアでは実現できなかった深い信頼関係を築くことができます。
質問や相談への素早い対応、誠実な姿勢でのやり取りを重ねることで顧客満足度が向上し、ファン化につながります。
ファンによる自発的な情報発信や推奨から、新規顧客の獲得も期待できるでしょう。
マーケティング効果の向上
ユーザーとの直接対話から生の声が、得られる可能性もあります。
商品の感想や改善要望、新商品のアイデアなどは、従来の市場調査では得られなかった貴重な情報です。
また、共感を呼ぶコンテンツはユーザー間で「いいね」や「シェア」により自然と拡散され、思わぬマーケティング効果を発揮する場合もあります。
このようにSNSブランディングは、従来のメディアでは実現できなかった新しい可能性を企業にもたらします。
次回は「ブランディングをSNS上で行うメリット」を解説します。
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