X(旧Twitter)、実際どう使えばいいの?~企業の活用法6つ~
前回コラムでは「SNSのトンマナ設定が必要な理由」についてご説明しました。
※トンマナ設定の必要性について、まだ読まれていない方はこちらからご確認ください
今回は、具体的なトンマナ設定の手順をご紹介します。
4つのステップに分けて、実践的な進め方をお伝えしていきましょう。
- 具体的なターゲット(ペルソナ)を設定
- 自社の「らしさ」を言語化
- イメージを具体的なキーワードに置き換える
- イメージボードで方向性を共有
ステップ1|具体的なターゲット(ペルソナ)を設定する
まずは、情報を届けたいターゲット(ペルソナ)を具体的に設定しましょう。
既存顧客がいるのであれば、参考にするのがおすすめです。
以下は、居酒屋と仮定して設定したペルソナの例です。
- 27歳女性会社員
- 週2-3回は仕事帰りに友人と飲み会
- 手頃な価格でカジュアルな雰囲気重視
- お店探しはSNSが主な情報源
具体的な顧客像が決まれば、投稿の表現やデザインの方向性が見えてきます。
上記の例なら、堅苦しくない・親しみやすい投稿が効果的でしょう。
ステップ2|自社の「らしさ」を言語化
次に、自社の「らしさ」を明確にしていきましょう。
以下のような項目を考えます。
- 企業理念やビジョン
- 自社の強みや特徴
- 目指すイメージ(例:親しみやすい、革新的、信頼感のある)
整理することで、SNSでどんな印象を与えたいのかが明確になります。
会社の想いや価値観を、簡潔な言葉で表現してみましょう。
ステップ3|イメージを具体的なキーワードに置き換える
【ステップ2】で整理した企業イメージを、具体的なキーワードに置き換えていきましょう。
一例をご紹介します。
| 信頼感がある | 親しみやすい |
|---|---|
| 「誠実な」「落ち着いた」「安定感のある」 | 「フレンドリー」「温かみのある」「カジュアル」 |
これらのキーワードは、後の工程で色使いやフォント選び、文章の書き方を決める際の重要な判断基準となります。
ステップ4|イメージボードで方向性を共有
最後に、イメージボード(※)を作成します。
※ 参考となる写真やデザイン、配色などを集めた視覚的な資料
「明るい」「カジュアル」といった言葉だけでは、人によって受け取り方が異なることがあります。
たとえば「明るい色」と言っても、ビビッドカラーを思い浮かべる人もいれば、パステルカラーを想像する人もいるでしょう。
イメージボードを作成して共有することで、チーム全員が同じ方向性を共有でき、アウトプットのズレが起きにくくになります。
さて、ここまでトンマナ設定の基本的な手順をご紹介しました。
では、具体的にどんな項目に対して設定をすれば良いのでしょうか?
下記記事では、対照的な2つの店を例に「設定すべき項目」を詳しく解説します。
企業SNSで差がつく!トンマナの決め方と重要性を基礎から解説
※弊社サイトに遷移します
実践的な例を見ることで、自社のトンマナ設定がより具体的にイメージできるはずです。
ぜひご覧ください。
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