企業SNSの「よくわからないアカウント問題」を解決!見逃しがちなトンマナ設定

石元和弘

石元和弘

テーマ:SNS運用

前回のコラム「企業SNS運用で起こりがちな失敗3選」では、課題の一つとして「アカウントの一貫性がない」ことを挙げました。


今回は、課題解決に役立つ「トンマナ設定」について解説します。

「トンマナ」って、何?

「トーン(Tone)」と「マナー(Manner)」を組み合わせ、略して「トンマナ」と言います。

企業やブランドが、SNSや広告を通じて伝えたい「イメージ」をブレずに届けるための重要な要素です。

具体的には下記のような内容を指します。

  • 言葉づかい
  • 色使い
  • 写真の雰囲気

「トンマナ」を設定するメリット

  • 企業ブランディングにつながる
  • 関係者間の認識のズレが防げる
  • 離脱率低下につながる

企業ブランディングにつながる

色使いや画像の雰囲気から、特定の企業を思い浮かべた経験はありませんか?

SNSでの投稿も、見た目や表現方法を統一することで、「その企業らしさ」を印象づけることができます。

情報があふれる現代だからこそ、一貫したイメージでの発信が重要です。

関係者間での認識ズレが防げる

トンマナを設定することで、投稿作成に関わる全員が同じ基準で作業できます

判断基準があることで確認作業もスムーズになり、投稿の品質安定にもつながるでしょう。

離脱率低下につながる

SNSの印象に惹かれて公式サイトを訪れたものの、イメージの違いに戸惑って離脱した経験はありませんか?

媒体間のトンマナを一致させることで、このような離脱を防げる可能性があります。

「ユーザーが期待する印象」と「実際の体験」にギャップが生まれないよう、デザインや表現を統一しましょう。



企業らしさを伝え、運用効率も上げる。トンマナ設定の重要性がわかっていただけたでしょうか。

「でも、具体的に何から始めればいいの?」

そんな方のために、次回は「トンマナ設定の具体的な手順」をご紹介します。

SNS運用に関する課題は、企業により異なります。

\ こんな課題、抱えていませんか? /

  • 今はリソースが無い
  • リソースはあるけど、ノウハウが無い
  • 自社で難しい部分のみ外注したい など


株式会社NWSでは「外注」と「研修」を柔軟に使い分け、内製化に向けて最適な方法を提案します。
ぜひ一度ご相談ください。

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石元和弘
専門家

石元和弘(デジタルマーケティング)

株式会社NWS

SNS運用継続のために必要な発信軸を言語化するワークショップからSNSの内製化をサポートし、専門性の高い業務については運用支援も提供します。運用代行費のコスト削減と、持続的なSNS運用を支援します。

石元和弘プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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