【結局どれがいい?】企業SNS運用のプラットフォーム選定➂

石元和弘

石元和弘

テーマ:SNS運用

本連載では、自社SNSのプラットフォーム選定でお悩みの方向けに、下記の観点から計7つのSNSプラットフォームの特徴と活用方法をご紹介します。

  • 国内利用率の高さ
  • 企業での活用実績



※ SNSプラットフォームを「選ぶ時の基準」は、下記記事にまとめています。
こちらもぜひ、参考にしてみてください。



今回は、国内でも多くのユーザーを持つ「Facebook」と、ビジネス特化型SNSとして注目を集める「LinkedIn」をご紹介します。

  • LINE
  • YouTube
  • Instagram
  • X(旧Twitter)
  • TikTok
  • Facebook
  • LinkedIn

(参考:令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
<概要> | 総務省情報通信政策研究所)

Facebook

Instagramと同じ「Meta社」が運営するSNSプラットフォームです。

これまで紹介したプラットフォームとは異なり、実名での登録が基本となっています

Facebookの利用率

10~60代の全年代平均は30.7%で、国内第六位。

特に30〜40代の利用率が高く、知人とのつながりを築くユーザーが多いのが特徴です。

実名制による信頼性の高さから、ビジネスシーンでの利用も定着しています。

Facebookの活用方法


活用例は下記のとおりです。

  • イベント・キャンペーン告知
  • 特定ターゲット層への広告配信
  • ユーザーのコミュニティ形成
  • Instagramとの横断投稿で露出を増やす


Facebookの特徴といえば、詳細な条件指定ができる広告機能。

年齢や性別、興味関心、地域など、ターゲットを絞った配信が可能です。

また、InstagramとFacebookは同じ「Meta社」のサービスということもあり、両方のSNSを連携させた投稿や広告運用ができます

LinkedIn

ビジネス特化型のSNSプラットフォームで、採用や人脈形成に活用されています。

他のSNSプラットフォームと比較すると、日本国内での知名度は低めですが、その分ビジネス感度が高い層に効率よくアプローチできます

LinkedInの利用率

総務省の調査内でLinkedInの利用率情報は見つかりませんでした。

しかし「ビジネス特化型」、そして「日本での知名度がまだ低い」ことを考慮すると、これまで紹介したSNSと比較して、利用率は低いと言えるでしょう。

LinkedInの活用方法

下記は、活用方法の例です。

  • イベント・キャンペーン告知
  • 求人情報の掲載
  • 業界の専門家との交流
  • 専門知識の発信
  • 海外マーケットへのアプローチ

LinkedInでは、ユーザーの職歴やスキルが掲載可能です。

そのため、企業が求める人材を的確に見つけることができます

また、業界の最新動向や専門知識の共有が活発なため、自社の専門性をアピールする場としても活用できるでしょう。



さて、三回に分けてSNSプラットフォームを紹介してきました。

各SNSプラットフォームの基本を押さえた上で、自社のビジネスモデルに最適なプラットフォームを考えていきましょう。

下記記事ではBtoB、BtoC、地域密着型など、ビジネスモデルごとの「おすすめSNS」をご紹介しています。

こちらもぜひ、参考にしてみてください。



SNS運用に関する課題は、企業により異なります。

\ こんな課題、抱えていませんか? /

  • 今はリソースが無い
  • リソースはあるけど、ノウハウが無い
  • 自社で難しい部分のみ外注したい など


株式会社NWSでは「外注」と「研修」を柔軟に使い分け、内製化に向けて最適な方法を提案します。
ぜひ一度ご相談ください。

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石元和弘
専門家

石元和弘(デジタルマーケティング)

株式会社NWS

SNS運用継続のために必要な発信軸を言語化するワークショップからSNSの内製化をサポートし、専門性の高い業務については運用支援も提供します。運用代行費のコスト削減と、持続的なSNS運用を支援します。

石元和弘プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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