企業SNS運用の「中の人」どう作る?基本設計のポイント②
本連載では、自社SNSのプラットフォーム選定でお悩みの方向けに、下記の観点から計7つのSNSプラットフォームの特徴と活用方法をご紹介します。
- 国内利用率の高さ
- 企業での活用実績
第二回は、「X(旧Twitter)」と「TikTok」です。
\ 第1回はこちらから /
【結局どれがいい?】企業SNS運用のプラットフォーム選定①
※ SNSプラットフォームを「選ぶ時の基準」は、下記記事にまとめています。
こちらもぜひ、参考にしてみてください。
さて、今回は総務省調査による、国内利用率4位と5位(太字)を取り上げます。
- LINE
- YouTube
- X(旧Twitter)
- TikTok
(参考:令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
<概要> | 総務省情報通信政策研究所)
X(旧Twitter)
短文テキスト投稿(※1)がメインのSNSプラットフォーム。
リアルタイム性や、リポスト機能(※2)による拡散性の高さが特徴的です。
※1:無料プランで140文字まで(全角)
※2:他のユーザーの投稿を自身のフォロワーへ共有できる機能
X(旧Twitter)の利用率
10~60代の全年代平均は49.0%で、国内第4位。
20代の利用率が81.6%と、最も高くなっています。
X(旧Twitter)の活用方法
リアルタイム性を活かした情報発信が得意分野です。
活用例は下記のとおりです。
- キャンペーン・セール告知
- ニュース速報
- 問い合わせ対応
- 顧客の生の声収集
拡散性の高さに比例して炎上リスクも高まるため、情報の取り扱いには注意が必要です。
TikTok
中国の「ByteDance社」が運営する、動画共有プラットフォーム。
15秒~10分の動画投稿に対応していますが、15秒〜3分程度の「短尺動画」が主流です。
TikTokの利用率
全年代の平均利用率は32.5%で、国内第5位。
10代を中心とする若年層の間で利用率が高くなっています。
しかし、近年は利用者の平均年齢が上昇傾向という情報もあります。
TikTokの活用方法
下記は、配信コンテンツの例です。
- チャレンジ企画への参加
- 社員紹介
- 企業文化の発信
- 簡単な製品説明
- Q&A
独自のアルゴリズムが、ユーザーの興味関心や行動履歴に合わせて動画をおすすめする機能があるため、フォロワー数の大小に関係なく表示される表示されるチャンスがあります。
次回は、「Facebook」と「LinkedIn」をご紹介します。
日本ではまだ認知度が低い「LinkedIn」ですが、海外では採用面などでの利用が定着しつつあります。
特徴や活用方法を次回、解説いたします。
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