SNSで企業の魅力を引き出す!「中の人運用」の基本とは?
SNSは企業の成長に欠かせない魅力的なツールですが、運用するからには「避けては通れない課題」もあります。
より効果的なSNS運用のためには、リスクを事前に把握し、適切な対策を講じることが重要です。
そこで第三回は「企業SNS運用のデメリット」を解説します。
第一回、第二回コラムは下記よりご覧いただけます。
【第一回】企業のSNS運用、なぜ重要?
【第二回】企業のSNS運用、始めるべき?
企業がSNSを運用するデメリット
- 人的リソースが必要
- 効果が出るまで時間がかかる
- 炎上のリスクがある
人的リソースが必要
SNS運用の業務内容は多岐にわたるため、人的リソースの確保が不可欠です。
具体的には、下記の内容をこなす必要があります。
- 投稿コンテンツの企画・作成
- コメント対応
- 効果測定
- 最新情報のキャッチアップ など
専任の担当者を置くのが理想的ですが、他の業務と兼任するケースも少なくありません。
そのため、工程が多く担当者が疲弊してしまう可能性も十分に考えられます。
人的リソースの不足は、投稿頻度や投稿クオリティの低下を招き、効果的なSNS運用を妨げる要因となるため注意が必要です。
さらに、SNS運用で成果を上げるためには専門的な知識やスキルが必要となるため、担当者の育成や採用にかかるコストも無視できません。
人材面での課題は、企業SNS運用の障壁となっています。
効果が出るまで時間がかかる
SNSは、アカウントを開設すれば誰でも手軽に始められるのが魅力のひとつです。
しかし、単に情報を発信しているだけでは、期待する効果を得ることは難しいでしょう。
特に運用開始直後はフォロワー数も少なく、閲覧数も限定的ですので、まずは自社の存在を認知してもらい、徐々にファン層を広げていく必要があります。
短期間での成果を期待するのではなく、長期的な視点で根気強く取り組むことが大切です。
炎上のリスクがある
SNSは不特定多数の方が閲覧するため、情報発信には炎上リスクが伴います。
不適切な投稿や企業の不手際が拡散された場合、ブランドイメージの低下を大きく損なう原因となりえるでしょう。
炎上原因には、下記のような例が挙げられます。
- 不適切な発言
- 顧客対応の不備
- 個人情報の流出
- 著作権の侵害 など
このようなリスクを未然に防ぐためには、投稿内容のチェック体制構築や、従業員教育の徹底が不可欠です。
万が一炎上が発生した際に備えて、対応フローを事前に策定しておくことも効果的でしょう。
日頃からリスク管理を意識した運用体制を整えることで、企業のSNS活用における安全性を高めることができます。
では、企業はSNS運用しないのが正解?
デメリットを聞いて、「SNS運用を始めるのが余計に怖くなった」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、企業がSNS運用をしないからといって、リスクを完全に回避できるわけではありません。むしろ、適切に運用することで、リスクを機会に変えることも可能です。
たとえば、異物混入や接客トラブル、アルバイトの不適切行為など、企業の意図しない事態がSNSを通じて拡散される可能性は常にあります。
そのような事態が発生した際、自社のSNSアカウントを通じて説明できるか否かで、対応の幅は大きく変わってくるでしょう。
さて次回は、企業SNS運用の第一歩となる「SNS運用の目的」について解説します!
SNS運用に関する課題は、企業により異なります。
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