【新卒採用】SNSを活用する4つのメリット
「うちの会社もSNSを始めるべきでしょうか…?」
近年、このような声をよく耳にします。
確かに、多くの企業がSNSを活用し、マーケティングや顧客とのコミュニケーションツールとして成果を上げています。
しかし、「なんとなく」「他社もやっているから」という理由でSNSを始めても、期待する成果は得られません。
本コラムでは、企業のSNS活用について解説していきます。
第一回となる今回は、そもそも「なぜ企業のSNS活用が重視されるのか」、その理由を見ていきましょう。
企業SNS運用が重要視される背景
下記3つの理由が挙げられます。
- コミュニケーション・情報収集手段の変化
- 消費者行動の変化
- マーケティング活動への影響
コミュニケーション・情報収集手段の変化
SNSユーザーは年々増加しており、2026年末にはネットユーザー全体の約8割にまで拡大すると予測されています。
10~30代の若年層では特に利用率が高く、コミュニケーションや情報収集の手段として日常的に利用されています。
(参考:2024年度 SNS利用動向に関する調査 | ICT総研)
消費者行動の変化
SNSでの情報収集が消費者の習慣となった今、企業SNS発信の有無が、以下のような重要な影響をもたらします。
- 消費者の検討対象に入らない
- 商品の特徴や強みが正しく伝わらない
- 競合他社の情報ばかりが目につく
上記のような状況を避けるためにも、企業自らが商品の魅力や活用方法を分かりやすく発信していく必要があります。
マーケティング活動への影響
従来の企業活動では、テレビCMや新聞広告などを通じて、企業から顧客への一方的な情報発信が主流でした。
しかしSNSの普及により、企業と顧客の「双方向コミュニケーション」が可能となったことで、以下のような取り組みが実現可能になりました。
- 顧客の反応をリアルタイムで確認できる
- 改善要望など、顧客の生の声が聞ける
- 迅速なカスタマーサポートができる
SNS上での対応の質も、企業評価につながるようになってきました。
このように、SNS運用は「企業の競争力を左右する重要な要素」となっており、避けては通れない重要な施策となっています。
次回は「企業がSNSを活用するメリット」について解説していきます。



