お客様の声

私の地元加古川市内にお住まいの40歳代主婦の方です。10年ほど前から三カ月に一度定期的に出張研ぎさせて頂いております。お子さんや時にはご主人様がそばでご覧になる中、研ぎ方を説明しながら宮村流オリジナル三徳包丁を研ぎ直します。「今回は初めて宮村流極薄三段研ぎで研いだので、試し切りしてみてください」と言うと、研ぎ直した包丁を持ってお家に入られ、、、、、試し切りして、お家から出てこられて、「ネギが無っ茶良く切れました！手を切らないように気を付けます」！と興奮気味に話されました。切れ味に感動して下さったのでしょう。こうしたお声を聞けることが出張研ぎの楽しみでもあります。【2024年5月】

スマホのショートメールでこの様に感想を述べて下さった方は私に5，6年程前から鋏研ぎを依頼して下さっている方で、プロとして木目込み人形を作っておられる方です。
私に研ぎ直しを依頼して下さったきっかけは、「宮村さんのYouTube動画を見て電話しました」とのことでした。

その時から半年に一度位の頻度で研ぎ直しに出されます。遠方の方なので宅配便で送ってこられます。

5，6年前にお電話で話しておられた事は「人形鋏を作る所が無くなって手に入らないんです」！という現実でした。

私が「研ぎ屋さんに研ぎ直しに出されないんですか？」とお尋ねすると、「研ぎに出す人もあるんだけど、、、、、。」とのお返事で、続けて「宮村さんはYouTubeの中で、完全手研ぎであんなに速く研げて切れるんだから凄いですよ」！と言われました。

その時のお電話以来のお客様です。

私は刃物研ぎ師として鋏も研ぎますが、鋏の使い手ではありません。ましてプロとして木目込み人形を作っている方の鋏を研ぐとなると分からないことがあります、、、、、。それで、

どんな素材を切られるのか？人形のどの部分を切られるのか？鋏にどんな切れ味が求められるのか？などを知りたいと思いました。

それで鋏を送って頂く際には今も、研ぎ直し依頼をされた鋏の状態のメモ書きと、試し切り用の布等を同梱して頂いております。

これまで研ぎ直しをさせて頂いてきた間に【アルスの手芸クラフト曲刃】を購入して頂いたことがあります。新品ですが私が研いで本刃をお付けしてお届けしたところ「やっぱりただの新品とは違うんやわ！」と言われました。

研ぎ直しに出された際には、研ぎ直すシーンを撮影しYouTubeで公開してきました。

最近の研ぎ直しの際にも動画を撮影しYouTubeで公開しました。

クラフト鋏【反り刃を研ぐ】と題する動画です。

その時研ぎ直した鋏の切れ味についてのお客様からの感想が、この度の『お客様の声』となっております。

「切れあじかかなりよくなってました！」

プロとして木目込み人形を作っておられる方からのお声に、感謝と共に、『まだまだ自分の研ぎには伸び代があるんだ』と思いました。【2024/4】

反り刃の鋏を研ぎ直せますか？というコラムもご覧ください。

「宮村流の三徳包丁を使いましたが、硬い人参やキャベツが本当にサクッと抵抗もない感じで切れました。今まで使っていた包丁がなかなか切れなかったのもありますが驚きでした」。「手を切らないように使います」。

この様に感想を述べて下さったお客様は36才の男性で奥様もおられるんですがご自分でも料理されるそうです。関西の方なのでタコ焼きを作ったり、今度は友人を呼んで素麵を作って御持て成しされるそうです。

喜んでもらえて良かったです。

「包丁って同じ形、同じ材質でも切れ味が違うというか、、、、、。なかなかスパッと思い通りに切れないんですよね。私が宮村さんからおよそ30年程前に買った包丁ですが、私は剣型が好きで材質は錆に強い銀紙でした。その包丁は全然切れなかったのではなく、今度購入した宮村流銀紙剣型包丁のようにスパっと思い通りには切れなかったです。この度購入した包丁は鶏もも肉も、トマトも、ナスビも、オクラも、人参も、玉葱も、カボチャも、何でも思うようにスパッと切れるんです。以前から宮村さんからこの度の包丁を勧められていたのですが、そんなにも違いがあるとは思えなかったので買い替えずにいました。が、こんなに違うんですね！それと私は口金が付いてない包丁の方がが軽いので好きで、その点でもこの包丁を買って良かったです！」